東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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第26回写真の町東川賞《新人賞》受賞 オサム・ジェームス・中川 展覧会情報

今年度の写真の町東川賞《新人賞》受賞作家 オサム・ジェームス・中川 氏の展覧会情報を3つ、お知らせ致します。

個展
BANTA:沁みついた記憶
【会期】2010年5月20日(木)~5月26日(水)/ 大阪ニコンサロン
リメインズ -残- 2001-2009
【会期】2010年6月1日(火)~6月30日(水)/ ギャラリー冬青

グループ展
Okinawa: つなぎとめる記憶のために
【会期】2010年4月17日(土)~7月10日(土)/ 丸木美術館 

*つづきはMoreをクリック




BANTA:沁みついた記憶
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沖縄では、海面まで数十メートルにおよぶ壮大な断崖のことを「バンタ」と言う。
作者は、初めてこれらの断崖の上に立った時からずっと、あの鮮烈な思いを忘れること
ができない。目の前に広がる果てしない海と空の青と、畏怖を感じさせる絶壁。歴史に
増幅された美の記憶である。絶壁を下まで降りて断崖を見上げた時、その奥底に潜む何
か強いものに襲われた。得体の知れぬ力強さに圧倒された作者は、しばらくシャッター
を押すことができず、その場に立ち尽くした。表面に滲み出た陰影、えぐり取られ、石
灰岩がむき出しになった白い岩肌と、黒く焼け焦げた洞窟。それらは、崖が目撃してき
たもの全てを赤裸々に物語っている。
6カ月間にわたる探索と撮影の後、作者は撮りためた数千枚におよぶ画像フィルムを繋
ぎ合わせるためにスタジオに戻った。デジタル画像を再び加工するなかで、崖は沖縄の
歴史のメタファーとなり、あの美と畏れの狭間に立った作者の体験は、ハイパーリアル
な写真を創り出した。
本展「BANTA」シリーズの個展は、昨年6月、日本国内で初めて沖縄佐喜眞美術館にて
発表され、作品(ピグメントインクジェット出力)は、昨年度ニューヨーク・メトロポ
リタン美術館、ヒューストン美術館、カンサスシティー・ネルソン・アトキンズ美術館
に収蔵された。カラー21点。

【会期】2010年5月20日(木)~5月26日(水) /会期中無休
11:00~19:00(最終日は15:00)

【フォトセミナー】
2010年5月22日19:00~20:30
オサム・ジェームス・中川 × 竹内万里子(写真批評家)
参加費無料/定員80名 予約不要

【会場】大阪ニコンサロン
大阪市北区梅田2-2-2ヒルトンプラザ・ウエスト・オフィスタワー13F
TEL: 06-6348-9698

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リメインズ -残- 2001-2009
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リメインズは写真と言葉(日本語と英語)で作られた詩のような作品です。これらの映
像は沖縄、サイパン戦に置き去りにされた記憶が、いかに今なお、我々に語り続けてい
るかを如実に物語っています。両言語で刻まれた言葉は、戦没記念碑を思いうかばせる
だけでなくイメージと言葉の日米間に存在する文化的な認識の狭間をナビゲートする私
自身の試みをも意味していると云っていいでしょう。
リメインズは、個々の文化的に存在する独立したシグニファイャーに異文化間のレンズ
を通す事で、アメリカ、沖縄、日本本土が持つ、歴史上の出来事に対する異なる解釈を、
少しでも近づける行為の一つとなる事を願います。

【会期】2010年6月1日(火)~6月30日(水) /日・月・祝日 休館
11:00~19:00(最終日は14:00)

【トークイベント】
2010年6月4日19:00~20:30
オサム・ジェームス・中川 × 鈴木佳子(東京都写真美術館)
参加費1000円/定員40名 予約はギャラリー冬青まで
※トーク終了後、ドリンクパーティーを行います。

【会場】ギャラリー冬青
東京都中野区中央5-18-20/TEL: 03-3380-7123 FAX: 03-3380-7121
E-mail: gallery@tosei-sha.jp /URL:http://www.tosei-sha.jp

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OKINAWA — つなぎとめる記憶のために —
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《原爆の図》を描いた丸木夫妻は、最後に「沖縄を描くことがいちばん戦争を描いたことになる」と、壮絶な地上戦が行われた沖縄に向かいました。そこには、極限の戦闘状態のなかで軍隊が何を守るかという問題と同時に、近代以降の沖縄がまきこまれた複雑な歴史が透けて見えたのです。沖縄の佐喜眞美術館が所蔵する丸木夫妻の絵画とともに、沖縄出身の芸術家の作品を通して、沖縄戦から現代の基地問題まで続く“記憶”の意味を、今日的な視点で見つめなおします。

【会期】2010年4月17日(土)~7月10日(土)開館時間 午前9時~午後5時/休 館 日 月曜日(祝日の場合は翌平日) 

【会場】丸木美術館 〒355-0076 埼玉県東松山市下唐子1401 tel:0493-22-3266
e-mail:marukimsn@aya.or.jp
URL: http://www.aya.or.jp/~marukimsn/top/kikaku.htm
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by higashikawa_blog | 2010-05-17 11:32 | 受賞作家関連
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