東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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「ACTION × PHOTO」


第25回東川賞新人作家賞を受賞された石川直樹氏が、「ACTION × PHOTO」にて写真イベントを行います!!

まったく新しいスタイルの4つの体験型写真イベント
「ACTION × PHOTO」

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プロジェクト第1弾 ホンマタカシ


『RRRECCONNSSSTRUCCTTT』
日時:2012年5月19日(土)~20日(日)
   12:00~15:00/16:00~19:00
   (1回3時間の開催時間中、来場者は自由な時間帯に参加可能)
場所: limArt/リムアート 
    東京都渋谷区恵比寿南2-10-3 1F
    tel.03-3713-8670
    www.limart.net
チケット料金:一枚コース5,000円、2枚コース9,500円など(すべて税込み)

90年代以降の日本を代表する写真家・ホンマタカシによる写真イベントです。ホンマはオリジナルの写真印画紙を、縦もしくは横の複数の短冊状にカットします。参加者は会場内で分割されたイメージの中から好きな断片をいくつか選び、自分で並び順番を考え、自由につなぎあわせて世界にたった一枚のオリジナルの写真を制作。つまり解体された写真から、もう一枚新しい写真を「再構築」しようとする試みになります。制作した作品は持ち帰ることができますが、その前に撮影され、後日、ホンマタカシ自身の編集によって一冊の写真集として出版される予定です。
2日間のイベント各日でセレクトできる写真が異なります。

ホンマタカシは2011年に金沢21世紀美術館、オペラシティアートギャラリーを巡回した展覧会『ニュー・ドキュメンタリー』でも自身の過去の作品で提示した通り、「写真とはなにか」「写真は真実を写すものか」ということを常に考え、アプローチしている写真家です。このイベントでは、一枚の写真を複数の断片に切って再構成することを通して、そこに写り込んだイメージが解体されてもなお、写真として成立するのかを問いかけます。

<プロフィール>
ホンマタカシ:1962年東京生まれ。2011年1月から、自身初の美術館での巡回展『ニュー・ドキュメンタリー』を開催。金沢21世紀美術館、東京オペラシティ アートギャラリーを経て、2012年7月15日(日)からは丸亀市猪熊弦一郎現代美術館へ巡回予定。木村伊兵衛賞受賞作『東京郊外』がアプリにて好評発売中。詳細はホンマ主宰の写真情報サイトbetween the books (http://betweenthebooks.com )にて。



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プロジェクト第2弾 金村修

『HUMAN NOISE AMPLIFIER』

日時:2012年6月9日(土)~10日(日) 11:00~19:00 
(6月6日-8日はインスタレーション展示のみ) 
場所: BLDギャラリー
東京都中央区銀座2-4-9 SPP銀座ビル8F
   tel.03-5524-3903
http://bld-gallery.jp/
チケット料金:¥6,500など

一貫して街のスナップ作品を発表してきた金村修による写真イベント。暗室のように仕立てたギャラリー空間で、複数の旧式プロジェクターを使用し、壁に金村作品をスライド投影します。観客はその空間に入るやいなや映像を遮り、見る者であるだけでなく、暗闇の中で都市に溶け込む被写体となり、都市の一部をなす「物質」と化してノイズを生み出します。そして写真家はこの閉ざされた仮設空間で、普段街で撮影するのと同様に、さまざまなノイズに反応し、ノイズを増幅させていきます。金村はインスタントフィルムと6x7のデジタルカメラの両方を使用して会場内で撮影(1回のセッションは1時間弱を予定)。インスタントフィルムで撮影された写真は、セッション後に小冊子と供に来場者にお渡しします。6x7で撮影された作品は、後日、写真集としてまとめられます。複数のプロジェクターから次々と壁に投影される膨大な数の金村作品によって、会場では一瞬ごとに変貌する都市空間が展開していきます。その結果、生み出されていく小冊子、後日刊行される写真集も、どれとして同じではない、多様な、一度限りの写真イベントを記録したものになることでしょう。

<プロフィール>
金村修:1964年東京生まれ。1993年日本写真協会新人賞、第13回東川町国際写真フェスティバル新人作家賞受賞。2000年、土門拳賞受賞。国内外で個展を開催するほか、セミナーやワークショップを精力的に行っている。



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プロジェクト第3弾 川内倫子

『やうやうしろく』
日時:6月30日(土)~7月1日(日)
   12:00~15:00/16:00~19:00
場所:limArt/リムアート 
   東京都渋谷区恵比寿南2-10-3 1F
   tel.03-3713-8670
   www.limart.net
チケット料金:¥10,500

現在、海外で高い評価を得ている写真家・川内倫子によるパフォーマンス兼インストレーションです。
古来、アジアで物語を伝える手段として独自の発展を遂げてきた絵巻。絵巻の持つ時間軸は西洋的な時間の概念とは異なり、独自の哲学を有しています。写真集の編集とシークエンスに徹底したこだわりをもつ川内倫子が、和紙を用いた絵巻の形に託して短編写真集をつくるこのイベントで、来場者は、何種類かの選択肢から好きなシークエンスの一編を会場で選びます。和紙の表には、デジタルプリントによって一連の写真が刷られています。選んだシークエンスによって、絵巻の表具の模様を選べます。会場ではオーダーに応じて、表具の模様がシルクスクリーンで刷られていきます。最後に、タイトルがひとつひとつの絵巻に筆書きされます。シルクスクリーン印刷は日本を代表する版画刷師の加山智章が担当します。

世界で高い評価を受けた川内の最新写真集『Illuminance』では、全ページが袋とじの体裁になっています。「すべては連続している」という作品のコンセプトを具現化したもので、イメージの連続性によって時間軸が自由に行き来するという川内の作品制作への姿勢が感じられます。絵巻はまさに、彼女の考える「写真の時間軸」を一枚の和紙の中で表現したものです。

<プロフィール>
川内倫子:1972年滋賀県生まれ。2001年『うたたね』『花火』で木村伊兵衛賞を受賞。2009年、ICP主催インフィニティ賞芸術部門受賞。パリのカルティエ財団美術館をはじめ、国内外で精力的に展覧会を開催し、写真集を発表。高い評価を得ている。5月12日から7月16日まで東京都写真美術館で個展を開催予定。




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プロジェクト第4弾 石川直樹


『HEMISPHERE』

日時:2012年8月11日(土)~ 12日(日)
   12:00 ~ 18:00 
場所:AKAAKAギャラリーほか
   東京都港区西麻布 1 - 9 - 13
   tel.03 - 6434 - 0636
   www.akaaka.com/
チケット料金:¥8,848

プロジェクトの最後は、赤々舎とゴリーガのコラボレーションイベントです。赤々舎ゆかりの注目の写真家10人が参加し、盛りだくさんの連続イベントを繰り広げます。題して「赤々サーカス」。サーカスのアトラクションのように次々と飛び出す、奇想天外な企画に来場者が参加することで即興的に新しい作品が生まれます。これまでにないアーティストとの接し方に戸惑うでしょうか。ぜひ、実験的でチャレンジングなプロセスを経ながら、楽しみつつ、作品の生まれる瞬間を体験してください。
参加する写真家は浅田政志、齋藤陽道、澁谷征司、高木こずえ、山内悠他、全10名。インクジェット、インスタントフィルムなどさまざまな技法を使って、ひとりひとりのアーティストの作品にぴったりのプロセスを生かしたイベントとなります。

第一弾は8月11日と12日には、特別企画としてAKAAKAギャラリーで石川直樹による「HEMISPHERE」と題したパフォーマンスが開催されます。これまでに石川が発表してきた写真集を制作する過程で、セレクトから外れた作品の六つ切りプリントの2枚の表面に、シルクスクリーンで石川の書いたテキストを刷って文字加工します。2枚のプリントは文字の断片をまとうことで、新しい作品に生まれ変わります。

それに続くイベントは近日中に発表します。

<プロフィール>
石川直樹:1977年東京生まれ。人類学、民俗学的アプローチで移動や旅をテーマに、写真やテキストで作品を制作。極地や群島などへの冒険を繰り返しながら、過酷かつ雄大な自然や伝統文化と向き合って、撮りためた作品は評価が高い。作品集に『THE VOID』『VERNACULAR』『CORONA』など。2009年東川賞新人作家賞、2011年土門拳賞受賞。




[コンセプト]
「ACTION×PHOTO」は、有限会社ゴリーガの提案するまったく新しいスタイルの体験型写真イベントです。写真家からの一方的な発信ではなく、来場者が参加することによって写真家と写真ファンが既存の境界線を超えて相互に作用し合い、写真との新しい出会いの場が生まれます。同時に写真集出版の新しい形も目指しています。
4つのイベントには、ひとつとして同じ形式はありません。
アーティストそれぞれが異なる手法でアプローチしていく実験的なパフォーマンスイベントです。各々、ユニークな手段で来場者と関わりながら、新しい写真作品が生まれ、写真集が完成していきます。
来場者はイベントでのプロセスの体験を通じて、写真家の作品の核心やアイデアの根源に触れることができます。二度と起こりえない貴重なチャンスとなるでしょう。


[申し込み方法]
すべてチケット購入制です。ゴリーガのウェブサイト (http://www.goliga.com/action) からの申し込みのみとなり、クレジットカード決済をもって予約が成立します。

[チケット内容]
1日のみのイベント参加チケットの他、写真集とセットになったチケット、2日間参加のペアチケット、また当日参加できない方のための代行サービスもあります。

[代行サービスについて]
当日は参加できないけれど写真集は手に入れたいという方のために、代行サービスを承ります。イメージなどはお任せとなります。
詳しくはサイトをご参照ください。

ゴリーガについて
1997年から東京に拠点を移して活動するアメリカ人編集・ライター、アイヴァン・ヴァルタニアンによって設立されました。なかでも日本の写真に焦点を当て、写真集の編集と出版を行っています。東京写真美術館の金子隆一氏の監修で制作した『日本写真集史』は、英仏日3国語版同時出版となり、さまざなな賞を受賞したほか、昨年9月に 森山大道『ACCIDENT』を40部限定のエディションとして刊行、美術館から高い評価を得ました。ゴリーガはさまざまな形の活動を通して、新しい時代の新しいメディアとしての写真の可能性を追求していきます。

[リンク] http://us1.campaign-archive1.com/?u=0042bf5c58a64b1e304787478&id=c8e9cfd4f2
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by higashikawa_blog | 2012-08-09 14:21 | 受賞作家関連
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