東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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荒木経惟氏 写真展「荒木経惟 20x24 INSTANT FILM」


蔦谷書店代官山・IMPOSSIBLE PROJECT SPACEの2箇所にて、第7回東川賞国内作家賞受賞作家である荒木経惟氏の写真展が同時開催されています!!

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©Nobuyoshi Araki


以下リンク先より

「写真は私である。」荒木経惟は常々語っており、これまでの行為がえがきだした軌跡のすべてが、それを裏付けている。 そして、こうも語る。「写真は被写体と時間がつくるもの」。「空間を撮ってるんじゃない、時を撮っている。時をフレーミングしているんだ」とも。 東京の路地を歩きながら。タクシーのウィンドウから。自宅のバルコニーで...あらゆる場所が写場となり、シャッターが間断なく切りつづけられる。風景を。空を。怪獣やアンティークドールやオブジェたちを。人々を。そして、女性を。どのような被写体に向かうときも、渾身のエネルギーが注ぎこまれる。 人生そのものが写真と同化し、脈打つように作品が生み放たれていく。 コンパクトカメラ。35ミリ一眼レフ。6x7...瞳が瞬きをするように、さまざまなカメラのファインダーを開閉させる。そのひとつに、インスタントフィルムカメラがある。 ポラロイドカメラは、荒木の愛機のひとつである。ポラロイドがフィルムの生産から撤退してのち、機械と職人をひきとり、アナログインスタントフィルムの存続にいどんだ有志たちがいた。
カメラに装填されたのは、現像機能が、気温や湿度などの環境とともに揺らぎ変幻する、新生インスタントフィルムである。

20x24インチのインスタントフィルムを、ポラロイドが生産していた頃、緻密な再現性とスピーディな現像能力から、医療や建築の現場での使用を主に意図していたという。
そして現在、同じサイズのインスタントフィルムが、まったく異なる特性を持って、出現したのである。

2011年暮れ、重量200KGにおよぶ、20x24インチサイズの世界最大のポラロイド社製ヴィンテージインスタントカメラが日本に上陸した。
撮影には、複数の職人が立ち会わねばならない。
フォーカスを結ぶために。フィルム上を流れる現像液の適正量を耳で計測するために。写真家は、彼らとの緊張感あふれる共同作業を余儀なくされる。
画像が現れるまで、待つこと数分。
現像液が乾くまでの間(ときに数ヶ月かかることもある)、フィルムは変化しつづける。
最終形を見越してのシャッターチャンス。

モデルは、永年にわたる荒木のミューズ、KaoRiである。
モノクロームの撮影のため、白いブラウスと黒いスカートで現れた清楚な姿が、1枚1枚、衣裳を脱ぎ捨てるごとに、妖しく艶めき、透明な美しさをまとっていく。

戦場のような撮影現場で産み落とされた作品は、数ヶ月を経て、フィルムに定着した。
不思議なことに、作品の表情には、いっさいの変化が見られなかった。
ちいさな偶然と必然が充満し絡み合い、時の経過が織り込まれて、生成されたこれらの作品は、まさに奇跡と呼ばれるべきであろう。

本展は、時期を同じくして、代官山 蔦屋書店と、IMPOSSIBLE PROJECT SPACEで催され、荒木経惟による2024インチ・インスタントフィルム作品が初展観されます。
また、IMPOSSIBLE PROJECT SPACEでは、2011年6月に台北で開催され、大成功をおさめた、荒木経惟「遺影 BLACK FRAME」から主要な作品をご紹介いたします。

本展と同時に、20x24インチフィルムと同寸サイズの作品集(限定版/作家サイン入り)が刊行されます。


************************
会期:2012年8月14日(火) - 9月14日(金)

<蔦谷書店代官山>
会場:蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア
   〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17-5
時間:朝7時~深夜2時
入場:無料
リンク:http://tsite.jp/daikanyama/event/000909.html


<IMPOSSIBLE PROJECT SPACE>
会場:〒153-0042 東京都目黒区青葉台1-20-5 Oak Bld 2F
時間:12:00-18:00 / 水・金・土は20:00まで
休館:月曜日
リンク:http://shop.the-impossible-project.com/jp
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by higashikawa_blog | 2012-08-15 19:35 | 受賞作家関連
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