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クロダミサトさん 個展 「沙和子 無償の愛」


6月3日よりヴァニラ画廊にて、元フォトふれ クロダミサトさんの個展が開催されます。

沙和子 無償の愛

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©Misato Kuroda


以下リンクより

人は愛が欲しいから、誰かを愛する気持ちが生まれる。
はたしてこの世に、本当の意味での『無償の愛』
などという美しいものが存在するのだろうか。

「不幸という訳ではない。けれど決して、幸せとは言えない」
27の誕生日を迎える頃、地元の友人が呟いた言葉が私の胸に刺さった。
結婚をして子供を産んだ友人、10年近く付き合い続けた彼と同棲を始めた友人、安定した職に就き、趣味に没頭する友人。
“アラサー”と呼ばれる世代に入った彼女たちの表情は一見晴れやかに見えるが、何処かに影を潜ませていた。
この作品は、世間的に「愚かだ」といわれる恋愛に溺れている30代前後の女性をテーマに、制作を始めた。
道を外れた彼女たちの恋に明るい未来はなく、ましていつ終わるかも分からない。
それでも彼女たちは愛する事をやめない。見返りを求めず献身的なまでに男を愛すその姿に、「無償の愛」という言葉が思い浮かんだ。
けれどもその愛は真実なのだろうか。彼女たちは口では見返りなど無くていいと言う。しかし「無償の愛」を注ぎ続ける彼女たちこそが、何よりも貪欲に男からの愛を欲している。
人は愛が欲しいから、誰かを愛する気持ちが生まれる。はたしてこの世に、本当の意味での「無償の愛」などという美しいものが存在するのだろうか。
彼女たちの心は癒えることがない。彼女たちの拭い切れぬ不安や焦燥を「沙和子」という一人の女性に投影し、私はシャッターを切った。

そんな彼女たちに向かってレンズを向ける私自身も、胸に空いた埋まらない隙間を埋めるようにただ夢中に撮影を続ける。
友人が吐き出す様に呟いたあの台詞が、耳の奥で何度もこだまする。
「無償の愛」。この世にそんなものが有るのかは定かではないが、もしそれを得る事が出来たとき、彼女たちは一体どんな表情を私に見せてくれるだろう。


<クロダミサト写真集「沙和子 無償の愛」>


6月上旬発売予定!!
初版本限定「特製写真カード」付き
未収録カットを含む6種類よりランダムに1枚封入。

2009年に写真新世紀でグランプリを受賞したクロダミサト。
ファースト写真集『沙和子』(2010年)が反響を呼び瞬く間に完売。
本作は、クロダの親友・「沙和子」の2年後の姿を撮影。
「被写体への愛を表現したい」というクロダの細やかな情感と
卓抜した構成力が光る本作は沙和子の薄赤い唇が、まるく柔らかな胸が、
二人の距離感が、観る者の心をとらえ、開放させる。

□ 判型:A4変型
□ 総頁:96頁
□ 予価:3990円(本体3,800円+税)
□ 上製
□ ISBN 978-4-86152-398-4 C0072

リンク:http://www.seigensha.com/newbook/2013/02/07130014


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会期:2013.6/3 - 2013.6/15
時間:12:00~19:00
   平日 12時~19時 / 金曜日 12時~20時 / 土曜日、祝日 12時~17時
休廊:日曜日
会場:ヴァニラ画廊
   〒 104-0061 東京都 中央区 銀座八丁目10-7 東成ビル地下2F
リンク:http://www.vanilla-gallery.com/archives/2013/20130603ab.html
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by higashikawa_blog | 2013-05-24 18:11 | フォトフレンド
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