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東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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展覧会 「コレクション展II 感光と定着」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

金沢21世紀美術館にて開催中の展覧会 「コレクション展II 感光と定着」に、野口里佳氏、杉本博司氏が出品いたします。


コレクション展II 感光と定着


展覧会 「コレクション展II 感光と定着」_b0187229_1139160.jpg



































©Rika NOGUCHI




展覧会 「コレクション展II 感光と定着」_b0187229_11392936.jpg



















©Hiroshi Sugimoto



以下リンクより

2014年度、「透過と反射」に続くコレクション展のテーマは「感光と定着」です。この2つの言葉は光をとらえ、像をつくるまでのプロセス、つまり「写真」を指しています。

写真は絵画や彫刻に比べると新しい表現領域です。「今、ここ」を留めおきたいという強い願望は、光の作用によって化学的な変化を引き起こす方法を、さらにはその変化を像として定着させる方法を編み出しました。1826年にニエプスが最初の写真画像をつくりだすことに成功し、続く30年代にはダゲールとタルボットがそれぞれ別の方法で、写真の実用化に道を開いて以来、現在まで約180年にわたって絶え間ない進化を遂げてきた写真。化学や工業といった技術的な発展と、あるいは社会情勢や美術の動向と深く結びつき、独特の歴史をつくってきました。
当館では「1980年以降に制作された新しい価値観を提案する作品」を、作品収集の大きな柱としていますが、この「1980年以降」は特に写真にとって極めて大きな変化が訪れた時代なのです。デジタル技術の進化は暗室作業に代わる新たな画像加工の方法を容易にし、フィルムからデジタルへの移行はカメラそのもののメカニズムに大幅な変更を加えました。

もちろん大きな変化が初めてというわけではありません。180年余の歴史の中で写真は幾度と無く革新の時期を迎えました。例えば1920年代から30年代にかけて、コンパクトカメラの開発やフィルムの改良、そして印刷技術との連携などを通して、写真に革新的な状況がもたらされましたが、「1980年以降」はそれを超えるような変革でした。こうした過渡期に、はたして写真家やアーティストは、光をどのように扱い、そして定着させてきたのでしょうか、あるいは写真をどう捉え、写真を用いてどのような表現をつくりだしてきたのでしょうか。今一度、彼らの取り組みに注目し、当館のコレクションから選んだ写真作品を展観します。



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会期:2014年09月13日(土) - 2014年10月13日(月)
時間:10:00~18:00
   金・土曜日は、20:00まで
休館:月曜日
観覧料:■「美術が野を走る:粟津潔とパフォーマンス」との共通観覧券
    一般 ¥360(280)/大学生 ¥280(220)/小中高生 無料/65歳以上の方 ¥280
    *( )内は20名以上の団体料金
会場:金沢21世紀美術館
   〒 920-8509 石川県 金沢市 広坂1-2-1
リンク:http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1717
by higashikawa_blog | 2014-09-22 11:44 | 受賞作家関連
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