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荒木経惟氏 展覧会「往生写集-東ノ空・PARADISE」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせです。

資生堂ギャラリーにて、荒木経惟氏の展覧会が開催中です。


往生写集-東ノ空・PARADISE

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以下リンクより

アラーキーの愛称で知られる荒木経惟は、60年代から幅広い被写体にカメラを向け、常にセンセーショナルな話題を振りまき、社会の注目を集め続けてきた写真家です。1964年に下町の子ども達を撮った写真集『さっちん』で、第1回太陽賞を受賞。1971年の愛妻・陽子との新婚旅行を記録した『センチメンタルな旅』では、自らの日常を日記のように記録した「私写真」という独自の世界を切り開きました。以降、今日に至るまで膨大な数の作品を発表しています。

展覧会タイトルの「往生写集」は、平安時代の僧侶・源信が著した仏教書『往生要集』(985年)から想を得た荒木の造語です。源信は多くの仏教の経典や論書などから、極楽往生に関する要文を集め、死後に極楽往生するためには一心に仏を想い、念仏を唱えることが大切と説きました。のちにその教えは、我が国の浄土思想の基礎となったと言われています。

今回の「往生写集」展は、豊田市美術館(4/22-6/29)、新潟市美術館(8/9-10/5)、そして資生堂ギャラリーの3館合同で開催する企画展で、それぞれに異なるサブタイトルと出品作で構成されています。2009年の前立腺癌の発症と摘出手術、その後の愛猫チロの死や東日本大震災の経験などが荒木に自らの「死=往生」を意識させ、それを機にこの合同企画展が実現しました。

最終開催地の資生堂ギャラリーでは、「死=往生」から「再生」に向かっていく、荒木の現在の心境を捉えた作品を中心に展示する予定です。「東ノ空」は、東日本大震災後、亡くなった方への鎮魂を願うと同時に、被災地の復活を祈りながら、彼が毎朝自宅の屋上から撮り続けている最新作です。これから新しい時を刻む東ノ空は、静かに生命の力が湧いてくる、まさに再生・復活のシンボルといえるでしょう。一方の「PARADISE」は、一見暗闇の中に色鮮やかな花が咲き誇っているかのようですが、実は、朽ちかけた花と人形を写した生と死の物語です。「花は死の一歩手前が最も官能的」と語る荒木が、移ろいゆく花の姿を人の生命にたとえ、はかなさゆえの愛しさや、かけがえのなさを捉えた作品です。また、本展のためにこの夏撮り下ろした「銀座」もご覧いただけます。
「死」を意識し往生の準備を始めた荒木が、人生を振り返りながら豊田、新潟と旅を続け、資生堂ギャラリーから「再生」という新たな旅に出かけようとしています。荒木の旅立ちにご期待ください。



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会期:2014年10月22日(水)~ 12月25日(木)
時間:平日 11:00~19:00 日曜・祝日 11:00~18:00
休館:毎週月曜休(月曜日が休日にあたる場合も休館)
会場:資生堂ギャラリー
   〒104-0061 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
リンク:http://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/index.html
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by higashikawa_blog | 2014-11-30 11:52 | 受賞作家関連
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