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鈴木理策氏 展覧会「海と山のあいだ」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー パリにて、鈴木理策氏の展覧会が開催されます。


海と山のあいだ

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©Risaku Suzuki

以下リンクより

カ・イシイギャラリー フォトグラフィー パリでは、11月8日(火)から12月23日(土)まで、鈴木理策個展「海と山のあいだ」を開催いたします。本展では、「海と山のあいだ」シリーズから3点の作品、そして2004年に制作された「唯一の時間」シリーズより4点の作品をあわせて展示いたします。またこの度の個展においては、第二会場を&co119(パリ)に設け、「唯一の時間」で構成した展示もあわせて展開いたします。

「海と山のあいだ」の主題は、神話以前の風景を写しとることにあります。海から始まり、自然と人間の営みが長い時間をかけて形成した熊野古道を伝って、山中へと辿る道のりが記録されています。デジタルカメラや携帯で撮影された写真が氾濫する現代社会において、私たちが写真を見るという行為が情報の後追いとなってしまうことが多くなり、驚きをはらんだ視覚体験が困難になる状況が、鈴木に写真というメディウムに対して自覚的にならざるを得ない機会をもたらしました。かつて熊野に神話的光景を見出した太古の人間が目にした風景、人間が脳を通して対象を読み取り、それらを意味づける以前の原風景を写し撮りたいと、鈴木は、光や風や音に反応してシャッターを押すという、外部からの揺らぎを制作に招き入れる手法をとっています。

「唯一の時間」は、熊野地方の「御燈祭」と那智の滝を撮影した作品です。御燈祭は、毎年2月6日夜に行われる神倉神社の例祭で、全国の火祭の中でも最古の祭です。那智の滝は元来、自然信仰の聖地である那智山一帯に位置する四十八滝の総称でした。1995年から2004年までの間に、6×7インチフィルムカメラで撮影された写真がシークエンスの手法により再構成されています。鈴木は本シリーズについてこのように語っています。「炎や光といった露出オーバーになってしまう対象にあえてカメラを向けるのは、フイルムのラティチュードを超えて印画紙の白を含むものを作りたかったから。写真はイマージュ、つまり写っている内容があってはじめて成立するのであり、印画紙の白さだけではマチエールとして物質化してしまう。写真と呼べるものと白い印画紙、その境界線のそばに行ってみたかった。」タカ・イシイギャラリーフォトグラフィー パリでは、海から滝へと至る水の光景を、そして&co119では炎に包まれた祭りの光景を捉えた作品を展示いたします。&co119では、「唯一の時間」シリーズより5点の作品を展示いたします。


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会期:2016年11月8日(火) – 12月23日(金)
会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー パリ
作家来仏オープニング・レセプション: 11月8日(火)17:00 – 21:00
ブック・サイニング: 11月8日(火)17:00 – 21:00
http://www.takaishiigallery.com/jp/archives/14890/








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by higashikawa_blog | 2016-11-01 14:07 | 受賞作家関連
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