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2014年 07月 12日 ( 1 )

萩原義弘氏 展覧会「黒い屋根 -炭鉱住宅の記憶-」


アートスペース モーターにて、東川賞受賞作家 萩原義弘氏の展覧会が開催中です。

黒い屋根 -炭鉱住宅の記憶-

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以下リンクより

「昨年12月にコールピットで展示された萩原義弘氏の作品を中心とした写真展が東京でも開催されます、年々消えつつある炭鉱住宅の面影を是非ご覧ください。」

作家コメント

本州最大の炭田であった常磐炭田。すべての炭鉱が閉山してから、だいぶ年月が経つ。
かつて数多くあった木造の炭鉱住宅(炭住)は取り壊され、その多くは新たな住宅地となり、年々炭鉱の面影は消えつつある。

いわき市の旧小野田炭鉱周辺には築100年を超えた炭住が残っていた。
おそらく明治期に建てられたもので、現存する炭住の中でもかなり古いものだろう。
またこの炭住はコールタールが塗られた紙が幾重にも貼られた紙の屋根で、北海道や九州の炭鉱では見たことのない常磐独特の炭住だった。
しかし、東日本大震災以降、長年住んでいたお年寄りが引越し、空き家となった炭住は次々と解体されていった。

壊される前に、持ち主の許可を得て室内の撮影をしていると、壁紙が剥がされた壁に色あせた新聞が貼ってあるのに気が付いた。懐中電灯で照らしながら夢中で読んでみると、東宮(昭和天皇)の婚儀の勅許に関する記事で、なんと大正時代の新聞だった。
また別の炭住では、剥げかかった壁紙の裏に時代劇の映画ポスターが貼られていた。
後で調べてみると「大道寺兵馬」は1928(昭和3)年に日活が制作したもので、佛生寺弥作監督の最初の作品だった。明治から平成にかけ、炭住で生活した人たちの証が地層のように重なって壁に残っていた。

人が住まなくなった木造の炭住は、すぐに痛んでしまう。そして、解体され、そこに暮らした人々の存在は忘れさられてしまう。しかし、撮影し作品化することで、少しでも人々の記憶に残すことができるのではないだろうか。1枚でも多くの作品を残したい。
そんな思いを持ちながら、この一年間いわきを訪れた。


******************************
会期:2014年7月6日(日)~7月20日(日)
時間:11:00~20:00
休館:毎週水曜
会場:アートスペース モーター
   〒104-0042 東京都中央区入船2-5-9 1F
リンク:http://coal-pit.or.jp/exhibition1.html
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by higashikawa_blog | 2014-07-12 16:05 | 受賞作家関連
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