東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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カテゴリ:受賞作家関連( 990 )

札幌国際芸術祭2017


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

札幌国際芸術祭2017に、酒井広司氏が参加しております。


札幌国際芸術祭2017


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以下リンクより

2回目になる札幌国際芸術祭のテーマは「芸術祭ってなんだ?」です。

今回ゲストディレクターへの就任依頼が来たときに、わたしがまず最初にひっかかり、そして今も考え続けているのが「芸術祭」ってなんなのかということです。「芸術」ってなんなんでしょう。それが「祭り」になるってどういうことなんでしょう。

震災後、わたしが取り組んできた活動の中でも、とりわけ大きな比重を占めてきたのが、これまでにない新しい「祭り」の創出でした。ここでいう「祭り」とは単に歌ったり踊ったりの場を作ることではなく、いや、それももちろん重要ですが、なにより、参加する前と後とで世界の見え方が一変するくらいの、そんな強烈な場を自分たちの手で作り出すことが、わたしの考える「祭り」です。今回はここに「芸術」や「国際」、そして「札幌」が加わります。さて、どうしていったらいいものか。

そんなことを考えれば考えるほど、これらの問いに対して自分一人で考えて、答えを出すのはもったいないと思うようになりました。市民参加の芸術祭ですから、市民の数だけ答えがあるはずで、こうした問いに対して、正解がひとつである必要なんてないと思います。正解とか、正論を探すのではなく、実際に手を動かし、誰かと何かを作るところから見えてくる何か、感じる何かであったほうがいい、わたしはそう考えています。100人いたら100通りの発想があり、それらが同じ方向を向かなくたっていい。むしろ向かないことで、ときに相互に反応しあいながらノイズが生まれたり、予想もできないとんでもないモノが生まれたり。そして、それを「豊かさ」として受け入れていく大きな度量の芸術祭でなければ、世界の見え方なんて変えられるはずがありません。

でっかい北の大地を舞台にした始まったばかりの芸術祭です。札幌や北海道の人たちがこれまでつくってきたものや、前回の芸術祭の残してくれたものを生かしつつ、耳をすまし、目をこらし、体で感じつつ、おおらかに、ときにやんちゃに、ここでしかできない「芸術祭」をみなでつくっていきませんか。やれ美術ではこうだ、音楽ではこうだなんてことは二の次にして「札幌ではこうだ!」と言えるような新しい「芸術祭」を目指してみませんか。ここで出会ったみなさんとならそれができそうな、そんな素敵な予感がしています。


<プロフィール>

1960年余市町生まれ、札幌市在住。1970年代から北海道をさまざまなシリーズで撮影、制作。主に「夏の消失点」(1979年)や1990年代から続く「偶景/SightSeeing」、「そこに立つもの」、「北海道の旅」など。2014年、札幌国際芸術祭2014連携事業「表出する写真、北海道」展(NPO北海道を発信するネットワーク主催)の企画、編集を担当。同年、第30回写真の町東川賞特別作家賞受賞。2016年、第68回北海道文化奨励賞受賞。



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会期:2017年8月6日(日)―2017年10月1日(日)

会場:雪結(yuyu)

 札幌市中央区南3条東4丁目3-13
時間:12:00~18:00




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by higashikawa_blog | 2017-09-23 20:20 | 受賞作家関連

野村佐紀子氏 展覧会「愛について あてのない旅 佇む光」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

九州産業大学にて、野村佐紀子氏の展覧会が開催中です。


愛について あてのない旅 佇む光


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以下リンクより

本学の卒業生の仕事を紹介するシリーズ「卒業生-プロの世界-」。7回目となる今回は写真家・野村佐紀子(のむら さきこ)を取り上げます。
 野村は1967年に山口県下関市に生まれ、本学芸術学部写真学科(現在の写真・映像メディア学科)で学びました。1991年より荒木経惟氏に師事し、1993年に開催した個展「針のない時計」を皮切りに、東京を中心として国内外で精力的に作品を発表しています。今年、第33回写真の町東川賞新人作家賞を受賞。
 本展では、野村がこれまでに発表した写真集に焦点を当て、「裸ノ時間」、「黒闇」、「夜間飛行」など数々の写真集の中から選んだ作品群で展覧会を構成します。さらに野村が旅先や日常生活の中で撮影してきた未発表の近作も多数展示します。
 男性ヌードを撮った写真で広く知られる野村ですが、被写体は風景や花、動物など様々です。暗がりの中に佇む淡い光に向けられた、野村佐紀子の愛に満ちたまなざしを、会場で感じ取っていただければと思います。


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会期:平成29年9月9日(土)—10月22日(日)
開館時間:午前10時—午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日:月曜日
九州産業大学
 福岡市東区松香台2-3-1




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by higashikawa_blog | 2017-09-16 14:51 | 受賞作家関連

石川直樹氏 奥能登国際芸術参加のお知らせ


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

奥能登国際芸術に石川直樹氏が参加しております。


混浴宇宙宝湯


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©Naoki Ishikawa


以下リンクより

奥能登・珠洲は、能登半島の先端に位置し、周囲を日本海に囲まれた農山漁村です。黒潮(暖流)、親潮(寒流)がぶつかり、大陸からの季節風が海の水蒸気を含んで雨を降らし、外浦(北側)と内浦(南側)を有する独特の地勢も重なって、東西の植生が共存する豊かな植物・生物相につながっています。遣唐使、渤海使、北前船など、かつて日本海を舞台とした海上交易が盛んだったころ、さまざまな船が立ち寄り栄えましたが、海運から陸運に交通体系が変わったことで半島の先端という立地が弱点となり、過疎化が進行してきました。1954年に市制が施行した当時38,000人の人口は、現在では15,000人となっています。

珠洲は今までの価値観では日本列島のさいはての土地です。しかし日本各地の生活文化が集積し、そのあらわれである祭りはキリコ、曳山やヨバレの風習として今も残る日本文化の源流が湧き出ずる場所でもあります。それは今の時代、逆に希望のありかとしての特異点になるものです。

奥能登国際芸術祭は、その土地・生活・人々の魅力を再発見するアーチスト達が参加し、珠洲の人、地域外からのサポーターを含め大勢でつくりあげ、今までにない新しい芸術祭を目指しています。外浦から内浦にかけて展開されるアートは、奥能登の岬めぐりの新しい道しるべとなり、列島と大陸の関係を含めた環日本海のこれからのあり方を示唆してくれることでしょう。旅の道中に味わう海と山の食材をふんだんに使った伝統的な料理、海からの神の依り代ともいわれるキリコの乱舞、珠洲焼、揚げ浜式の塩田、能登瓦などは、まさに日本文化の基層へと私たちを誘います。

地球環境の悪化と資本主義の倫理性が問われ、日本列島の成立と未来を考えなくてはならない現在こそ、珠洲の持っている日本文化の原型、忘れられた日本が意味深いものになるでしょう。伝統的な文化と最先端の美術が響きあう芸術祭をつくりあげましょう。



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2017年9月3日(日)〜10月22日(日)までの50日間
会場:石川県珠洲市全域
一般:2500円/2000円
高校生:1000円/800円
小中学生:500円/300円



展示エリア宝立地区 旧旅館(宝湯2階)



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by higashikawa_blog | 2017-09-16 14:42 | 受賞作家関連

田原桂一氏 展覧会「光合成」with 田中泯


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

原美術館にて、田原桂一氏の展覧会が開催中です。


「光合成」with 田中泯
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©Keiichi Tahara


以下リンクより

原美術館では、1970年代から一貫して《光》の探求を続け、病のため今年6月に他界した写真家・田原桂一が、ダンサー・田中泯を撮影した作品群からなる展覧会を開催する。

田原桂一(1951年生まれ)は、写真家である祖父の影響から、中学時代に写真の技術を習得。高校卒業後、照明と映像を担当し参加した劇団のヨーロッパ公演に同行し渡仏。そこで出会ったヨーロッパの刺すような鋭い光に衝撃を受け同地にとどまり写真家として活動を始める。最初のシリーズ「都市」(1973-1974)を皮切りに、「窓」(1973-1981)、「顔貌」(1978-1987)、「エクラ」(1979-1983)、「ポラロイド」(1984年)などのシリーズを発表。フランス・アルル国際写真フェスティバル新人大賞(1977)、木村伊兵衛写真賞(1985)、フランス芸術文化勲章シュバリエ(1993)など多数受賞。また、《光》を探究する延長で彫刻や建築とのコラボレーションを行い光の表現領域を拡大。2004年に東京都庭園美術館で回顧展『田原桂一 光の彫刻』を開催。近年の主な活動にパリ・ヨーロッパ写真美術館での回顧展『SCULPTEUR DE LUMIÈRE 展』(2014)、チェコ・プラハ国立美術館での個展『Photosynthesis1978-1980』(2017)など。2017年没。
一方、田中泯(1945年生まれ)は、クラシックバレエとモダンダンスを学び、1974年から独自のダンス・身体表現を追究するダンサーとして知られている。1985年山村へ移り住み、農業を礎とした舞踊活動を継続中。映画『たそがれ清兵衛』(山田洋次監督、2002)以降、俳優としても活動。著書に『僕はずっと裸だった』(2011)、『意身伝心』(2013)など。海外公演及び、フランス芸術文化勲章シュバリエ(1990)他受賞多数。

本展では、1978年~80年の間パリで邂逅した両者のフォトセッションにより生まれた写真作品から41点、2016年撮影の新作から5点を選び、展示する。会期中、田中泯はふたりのコラボレーションの締めくくりとして、『第5回ハラアニュアル展』(1985)以来久々に原美術館でダンスパフォーマンスを行う。


関連イベント
田中泯 オドリ
第1回9 月30日(土) 予約受付開始 9月12日(火)11:00-
第2回11月18日(土) 予約受付開始 10月31日(火)11:00 -
第3回12月23日(土・祝) 予約受付開始 12月5日(火)11:00-

*各回共通
会場:原美術館 中庭(晴雨にかかわらず)
開場:18:00(開演まで展示鑑賞可能、ただし17:00 -18:00は準備のため閉館)
開演:19:00
参加費:一人一回3,000円(入館料込)、原美術館メンバー及び同伴者1名まで2,000円


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2017年9月9日(土)-12月24日(日)
開館時間:11:00-17:00(水曜は 20:00まで、入館は閉館30 分前まで)
休館日:月(ただし9/18、10/9は開館)、9/19、10/10
原美術館
 〒140-0001 東京都品川区北品川4-7-25
入場料:一般1,100円、大高生700円、小中生500円/原美術館メンバーは無料




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by higashikawa_blog | 2017-09-16 14:26 | 受賞作家関連

杉浦邦恵氏 展覧会「Cko 1966 – 67」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

タカ・イシイギャラリー ニューヨークにて、杉浦邦恵氏の展覧会が開催中です。


Cko 1966 – 67

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©Kunie Sugiura


以下リンクより

会期: 2017年9月7日(木) – 10月14日(土)
会場: タカ・イシイギャラリー ニューヨーク
オープニング・レセプション: 9月14日(木)18:00 – 20:00

タカ・イシイギャラリー ニューヨークは、9月 7 日(木)から10 月 14 日(土)まで、ニューヨークを拠点に活動する杉浦邦恵の個展を開催いたします。杉浦は1960年代よりカラー写真や、写真を印刷したフォトキャンバスとアクリルを塗布したキャンバスを並列させた「写真-絵画」シリーズ、写真の断片を併置させたフォト・コラージュなどを制作し、50年以上にわたって写真による多様な表現を提示し続けてきました。タカ・イシイギャラリー ニューヨークで初めての個展となる本展では、1966 – 67年に杉浦がシカゴで制作した初期のカラー写真シリーズ「Cko(孤)」より15点を展示いたします。


作家がニューヨークへ居を移す前に制作した本シリーズは、実験的な写真表現をそのキャリアの最初期より探求していた杉浦が、他方で外国人として感じていた孤独の中で、当時読んでいたカフカやカミュ、ボーヴォワールらの描写した不十分なコミュニケーションへの共感から生まれました。魚眼レンズによる撮影の湾曲した裸像は、孤独と向き合う人間を写真ならではの視覚で捉え、モノクロとカラーのネガを併用してプリントすることで、被写体に対する眼差しと、その奥に存在する、他者や環境、自分自身とのコミュニケーションへのディレンマやズレを表現しています。絵画的な色彩の際立つそれらの作品は、単に悲観的な視座に留まることなく、その孤独から目を覚まし、自己の外部へと広がっていきたいという願望が込められています。


本展に含まれる「Cko L5」(1967年)は、人体を撮影したカラーネガに市松模様のモノクロネガを被せて焼き込んだ作品であり、写真の現像時におけるソラリゼーションの効果と相まって、作家の多層的なヴィジョンの可視化を実現しています。また、「Cko L17」(1967年)は、ネガにブリーチ剤を筆でドローイングすることでイメージに濃淡を生み出すなど、暗室における実験の意図と偶然が共存した作品となっています。


杉浦邦恵は1967年シカゴ美術館附属美術大学学士課程修了。在学中にコンセプチュアル・フォトグラフィの先駆者、ケネス・ジョセフソンに師事する。その後ニューヨークへ移り、現在に至るまで同地を拠点に活動。主な個展として「Time Emit」Visual Arts Center of New Jersey(サミット、2008年)、「Dark Matters / Light Affairs」Richard L. Nelson Gallery & Fine Arts Collection, University of California(デイヴィス、2001年)などがある。これまでに、第23回東川賞 国内作家賞(2007年)、Artist‘s Fellowship, New York Foundation for the Arts(1998年)を受賞。作品は、テート・モダン、デンバー美術館、ボストン美術館、ニューヨーク近代美術館、東京都写真美術館に収蔵されている。



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会期: 2017年9月7日(木) – 10月14日(土)
会場: タカ・イシイギャラリー ニューヨーク





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by higashikawa_blog | 2017-09-16 14:10 | 受賞作家関連

今森光彦氏 展覧会「自然と暮らす切り紙の世界 里山のアトリエで生まれる命たち」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

神戸ファッション美術館にて、今森光彦氏の展覧会が開催中です。


自然と暮らす切り紙の世界 里山のアトリエで生まれる命たち


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以下リンクより

幼い頃から“生きもの少年”として自然に親しみ、現在でも、里山で、田んぼや雑木林の手入れをしながら暮らす今森光彦氏。
本展では、四季の変化を身近に感じ、豊かな自然に寄り添う今森氏のライフ&ファッションに触れていただきながら、里山のアトリエから生まれる、精選されたペーパーカットの最新作品、写真など約250点以上をご紹介します。
その美しさと繊細さ、優しさと力強さを増した作品群からは、自然と親しむことの根源的な喜びや安らぎを感じていただけます。

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2017年7月13日(木)~10月9日(月・祝)
開館時間
10:00 – 18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日、6月27日(火)―7月12日(水)、7月18日(火)、9月19日(火)(7月17日(月・祝)、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館)
入館料
《一般》500円 《小中高65歳以上》250円 (特別展示・ベーシック展示あわせて)




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by higashikawa_blog | 2017-09-16 14:03 | 受賞作家関連

マイケル・ケンナ氏 展覧会「ABRUZZO」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

西武池袋本店にて、マイケル・ケンナ氏の展覧会が開催されます。


ABRUZZO

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©マイケル・ケンナ


以下リンクより

静謐なモノクローム写真で知られる世界的な風景写真家、マイケル・ケンナの新刊出版を記念した写真展「ABRUZZO」が、西武 池袋本店で9月20日(水)から開催される。

世界各国の美術館に収蔵され、各地での個展開催、数多くの写真集を出版してきた事でも知られるケンナ。今回出版される『ABRUZZO』は、日本各地を捉えた『FORMS OF JAPAN』に続く待望の新刊で、イタリア中部のアブルッツォ地方の田園風景などをまとめた美しい写真集である。

本展では、ケンナ自身が暗室で一枚一枚焼き付けたオリジナルプリントを展示。風景写真の第一人者として世界的に高い評価を博するケンナの、画面に溢れる叙情性豊かな作品世界を楽しめる写真展となりそうだ。

西武池袋本店ではケンナのサイン本が予約できる。先着100冊限定なので、早めの申し込みを。


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2017年9月20日(水)〜9月26日(火)
[月〜土]午前10時〜午後9時[日・祝休日]午前10時〜午後8時
西武池袋本店
 東京都豊島区南池袋1-28-1




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by higashikawa_blog | 2017-09-16 13:58 | 受賞作家関連

野口里佳氏 展覧会「海底」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

タカ・イシイギャラリー 東京にて、野口里佳氏の展覧会が開催されます。


海底

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©Rika Noguchi


以下リンクより


タカ・イシイギャラリー東京は、9月9日(土)から10月7日(土)まで、野口里佳の個展を開催いたします。タカ・イシイギャラリーでの初個展となる本展では、昨年ベルリンから帰国し、今年新たな活動拠点として居を構えた沖縄にて撮影した新作約12点(カラー写真作品大判約7点と小判約5点)を発表いたします。

野口は慣習で溢れた世界を一から把握し直すような、被写体との独特の距離感をもった写真作品で知られ、その視線は「異邦人の眼」とも評されます。スプーンから今まさに地球の中心に向かって落ちようとする蜂蜜を写した「不思議な力」(2014年)や、逆にその力から逃れようと垂直に上昇するロケットを捉えた「HⅡA・F4」(2002年)、銀河系の恒星の一つとして、我々が暮らす地球のみならず広大な宇宙全体に向かって光を発する太陽をピンホール・カメラによって撮影し、その姿を印画紙に定着させた「太陽」(2005–08年)など、野口の写真は我々が日常目にする光景の中に、重力や光といった万物を司る大きな力が働いていることを改めて思い出させます。その特異なまなざしは、代表作「フジヤマ」(1997年-)の英語タイトルに、未だその出現の法則が解明されない素数を意味する「A Prime」を与えたように、その作家活動の早い段階から確立されていたと言えます。

本展で発表される大判カラー作品「海底」は、「潜る人」(1995年)、「星の色」(2004年)に続く水中写真の新作です。沖縄の海で撮影されたこの作品には、太陽の光の届かない周囲をライトで照らしながら海底に立つ、ダイバーの姿が登場します。誰もが知っている海、その奥深くには、地球上のどこにいても逃れられない重力の効かない異世界が存在します。海に向かうダイバーとの偶然の出会いから、その背中を追った「潜る人」シリーズを野口は、「月面に行こうとした作品」と語り、誰もいない与那国の美しく青い海と海底遺跡を写した「星の色」シリーズを、「潜る人」の前日譚と位置づけています。3作目にあたる本作で月面に降り立った野口のまなざしは、そこで何をみつけるのでしょうか。



野口里佳 x 平野啓一郎 トークイベント
代官山フォトフェア Talk Session
日時:9月30日(土)14:00 – 15:30 / 会場:代官山ヒルサイドフォーラム Exhibition Room
参加費:500円 / 定員40名 / お申し込み:当日先着順


1971年大宮市(現さいたま市)生まれ。1994年に日本大学芸術学部写真学科を卒業、12年間のベルリン滞在を経て現在沖縄を拠点に活動。主な個展として、「光は未来に届く」IZU PHOTO MUSEUM(静岡、2011年)、「太陽」モンギン・アートセンター(ソウル、2007年)、「星の色」DAADギャラリー(ベルリン、2006年)、「彼等 野口里佳」アイコンギャラリー(バーミンガム、2004年)、「飛ぶ夢を見た 野口里佳」原美術館(東京、2004年)などが挙げられる。野口は2018年3月に開催される第21回シドニー・ビエンナーレに参加予定。主なグループ展として、さいたまトリエンナーレ(2016年)、「The Living Years」ウォーカー・アート・センター(ミネアポリス、2012年)、横浜トリエンナーレ(2011年)、「光 松本陽子 / 野口里佳」国立新美術館(東京、2009年)、カーネギー・インターナショナル(ピッツバーグ、2008年)、シャルジャ・ビエンナーレ(2007年)、「夏の扉 – マイクロポップの時代」水戸芸術館現代美術ギャラリー(2007年)、「ムーヴィング・ピクチャーズ」ソロモンR.グッゲンハイム美術館(ニューヨーク、2002年)/ グッゲンハイム美術館ビルバオ館(2003年)、「写真の現在2:サイト – 場所と光景」東京国立近代美術館(2002年)、「ファクツ・オブ・ライフ:現代の日本のアート」ヘイワードギャラリー(ロンドン、2001年)、「スタンダード」直島コンテンポラリーアートミュージアム(現ベネッセアートサイト直島)(2001年)に参加している。


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会期:2017年9月9日(土) – 10月7日(土)
時間:11:00 – 19:00
定休日:日・月・祝祭日
会場:タカ・イシイギャラリー 東京
 106-0032 東京都港区六本木6-5-24 3F



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by higashikawa_blog | 2017-09-07 15:55 | 受賞作家関連

荒木経惟氏 写真集「トンボー・トウキョー」


東川賞受賞作家 出版のお知らせ。

スイッチパブリッシングより、荒木経惟氏の写真集が出版されております。


トンボー・トウキョー

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以下リンクより

東京のビル群を見下ろすと、まるで墓石(tombeau)が立ち並んでいるようだ―

写真家・荒木経惟があらためて東京の「かつて」と「いま」を切り取る、
トーキョーに捧げるレクイエム。
パリ・ギメ東洋美術館 Musée Guimet にて4月13日より開催の大規模な
展覧会において披露される新作98点を網羅。
アラーキーが最新の集大成と認める写真集、ついに刊行。

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価格:2,700円
出版社: スイッチパブリッシング
ページ:96ページ






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by higashikawa_blog | 2017-09-07 15:50 | 受賞作家関連

瀬戸正人氏 展覧会「Another Place 16」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

Place Mにて、瀬戸正人氏の展覧会が開催中です。


Another Place 16
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©Masato Seto




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2017.9.4-9.10

12:00―19:00/年中無休

Place M

 東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F





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by higashikawa_blog | 2017-09-07 15:45 | 受賞作家関連
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Higashikawa photo Award


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