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飯沼珠実氏 展覧会「三つ目の建築 - 書籍、住居そして森」


フォトふれ 展覧会のお知らせ。

POSTにて、飯沼珠実氏の展覧会が開催されます。


三つ目の建築 - 書籍、住居そして森

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©Tamami Iinuma


以下リンクより

この度POSTでは、写真家の飯沼珠実の初となる作品集「建築の建築 - House of Architecture」の刊行を記念し、展覧会「三つ目の建築 - 書籍、住居そして森」を開催いたします。

通学路となった上野の森には、ル・コルビュジエの日本で唯一の建築作品、国立西洋美術館がある。それに向かい合う位置に前川國男の東京文化会館がある。前川國男は、ル・コルビュジエの弟子で、国立西洋美術館建設をサポートし、またその新館を手がけた。その先を進むと、木々の隙間から、ダークトーンの赤紫色をした煉瓦の積み重なりが見えてくる。これが、わたしが上野の森で一番好きな前川國男の建築作品、東京都美術館だ。東京都美術館が、わたしの日常的な風景に在りはじめて、この建築の姿やかたちだけではなくて、呼吸のリズムや内包する熱量のようなもの、上野の森との関係性、特に森との距離感の調律に気を惹かれるようになった。森がみせる多様な表情、毎日の天気や日差し、流れる季節と繰り返す樹木の繁茂と落葉、そういった森の営みと、とても密接に関わり合っているようなのだ。そして樹木たちも、前川建築を背景に嬉々として、舞でも舞っている様子にみえてくる。東京都美術館は、上野の森の住人なのだと感じるようになった。もうひとつ興味をもった感覚は、この建築が自分の目にどう映るかが、毎日の自分の気分や状態の指標、心鏡のような存在になりはじめていたことだ。うれしいことがあった日には輝きが増してみえた。何度目をこすって霞んでみえる日には、自分の緊張や抱えているプレッシャーに気がつかされ、森の中で深呼吸をした。また挑戦の日には、拝むような気持ちでみつめては、背中を叩いてもらったような気になっていた。ひとによってはそれが、食べるものであったり、着るものであったりするのだと思う。いつものコーヒーをいつも以上に味わい深く感じたり、逆に味を感じることすら忘れてしまう日もあるように。
(飯沼珠実「建築の建築」より)


平凡な建築を捉えた平凡な写真はしばしば社会学に近づいていく。家、納屋、ガソリンスタンド、工場などの記号的表象から、大都市がもたらす気持ちの空虚感、郊外の大型ショッピングモールの異常な消費活動の現場などが描かれる。一方で特別な建築は、しばしば著名な建築家によってつくられている。特別な写真というのは、被写体に選ばれた建築と写真で描き出された建築がの関係に到達している写真だ。バーバラ・カステン、ハイディ・シュペッカー、エレーヌ・ビネそして飯沼珠実といったアーティスト(不思議と全員が女性アーティストだ)が切り取るイメージに共通するのは、その建築作品の(すでに)芸術的な側面から、また別のコンテキストを紡ぎ出そうとするアプローチだ。「(他なる)建築の顔」を浮き彫りにした写真といえる。建築に詳しいひとならば、彼女たちが選んだ被写体が誰の建築作品であるかはすぐに分かるだろう。それでもなお彼女たちの写真を通して、わたしたちはその建築の知らなかった顔をみることができる。またその建築を知っている知らないに関わらず、その建築を訪れるという身体的な経験に置き換わることのない、”建築の経験”がもたらされるのだ。
(ティボ・ドゥ・ルイテ「(他なる)建築の顔」より)


写真集「建築の建築 - House of Architecture」(POST刊)

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写真:飯沼珠実
プロジェクトディレクション:大西洋 (shashasha Co.,Ltd. 代表)
アートディレクション:田中義久
執筆:大島忠智 (IDÉE バイヤー)、ティボ・ドゥ・ルイテ (建築家、キュレーター)、
富永譲 (建築家、法政大学名誉教授)、飯沼珠実 (アーティスト)
仕様:182mm x 230mm / 80 ページ / フルカラー
予価:3,600円 + 税




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会期:2016年1月30日(土)〜2016年2月18日(木)
■オープニングレセプション:2016年1月30日(土) 19:00〜21:00
■トークイベント
日時:2016年2月3日(水)19:30〜(19:00会場) ※要予約(リンクより)
参加費:500円
ゲスト:鈴木理策(写真家)
会場:POST  
   150-0022 東京都渋谷区恵比寿南 2-10-3 / 12:00 - 20:00 月曜休
リンク:http://post-books.info/news/
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by higashikawa_blog | 2016-01-26 20:41 | フォトフレンド

糸崎公朗氏 展覧会「逆三角関係展Vol.11」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

竹林閣にて、糸崎公朗氏の展覧会が開催されます。


逆三角関係展Vol.11

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以下リンクより

1月18日(木)に開催する一日だけの展覧会『逆三角関係展Vol.11』のお知らせです。
出品作家は、彦坂尚嘉、柳川たみ、糸崎公朗、の三名です。

私はデジカメWatchに発表した、ラジコンカーに取り付けたデジカメによる映像の、未発表作品を展示する予定です。
http://dc.watch.impress.co.jp/…/r…/labo/20160112_738170.html

時間は13:00〜21:00
場所は新宿の「竹林閣」です。http://chikurinkaku.jimdo.com/%E7%AB%B9%E6%9E%97%E9%96%A3%…/
19:00から音楽演奏、20:00から作家による自作解説もあります。
下記は彦坂尚嘉先生による紹介文です。
どうぞよろしくお願いします。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

柳川たみさんの2回目の逆三角関係です。
彼女の作品は、《汝だけ》という自我構造でして、現在のアメリカを中心とするトップ・アーティストの自我構造と類似しています。
私が意識するのは、アメリカの女性作家ローラ・オーエンスです。ローラ・オーエンスの自我構造が、《汝だけ》です。
柳川たみさんと、木内路央さんが、そしてヴァンだ一成君が、《汝だけ》で制作しているので、自我構造からの制作と言う意味で、興味深いのです。我田引水で申し上げれば、不詳彦坂尚嘉もまた、《汝だけ》の自我構造です。
《汝だけ》の自我構造というのは、実は情報革命を遂行したスティーブ・ジョブス、ビル・ゲイツ、ポール・アレン、そしてfacebookのマーク・ザッカーバーグ、googleのラリー・ペイジと、セルゲイ・ブリンなどの人格構造なのです。
そういう意味では、情報革命を早くに進めたタビュレーティングマシンの開発者であったハーマン・ホレリスや、IBMを主導したトーマス・ジョン・ワトソンもまた、《汝だけ》という人格でした。
ここで重要なのは、産業革命を推進した人々の人格が《それだけ》という即物主義者であったのに対して、情報革命の推進者は、《汝だけ》という汎神論主義者であったことです。
つまり18世紀の産業革命の時代から、20世紀後半の情報革命への転換は、実は人間の人格構造が深く関連していたと言うことです。
ムズカシイのは、しかし日本の近代化を主導した人格が、欧米と同様の構造ではなかった? 可能性があることですが、これについては、もう少し研究していく必要があります。
ともかく、私の立場は、各自の人格にあった作品を作る事が、大切であると言う考え方です。
さて、柳川なみさんを迎えて、第11回目の逆三角関係展です。
出品予定としては、糸崎公朗さんの映画作品が展示されます。面白いので、ぜひ、見てください。

彦坂尚嘉




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会期:2016年 1月18日(木)
時間:13:00〜21:00
会場:竹林閣
   東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F
リンク:http://chikurinkaku.jimdo.com/%E7%AB%B9%E6%9E%97%E9%96%A3%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%9B%B3/
作家HP:http://kimioitosaki.hatenablog.com/
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by higashikawa_blog | 2016-01-26 20:34 | 受賞作家関連

伝田智彦さん 展覧会「まちをとらえる−記憶のドキュメント」


フォトふれ 展覧会のお知らせ。

藤沢市アートスペースにて、伝田智彦さん展覧会が開催されています。


まちをとらえる−記憶のドキュメント

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©Tomohiko Denta


以下リンクより

藤沢ゆかりの気鋭アーティスト4名が新作を発表します!
同じ地域に暮らしていても、あまり訪れない場所、普段気に留めないような場所が、“いつの間にか新しい建物が建っていて、知らない風景になっていた” そんな経験はないでしょうか。「まち」は日々、刻々とその姿を変えてゆきます。アーティストがまちの一角、一瞬をとらえたその記憶を作品としてドキュメント(記録)することで、鑑賞者は今まで気づいていなかった地域の歴史や物語、風景などに出会うでしょう。
本展にむけて藤沢ゆかりのアーティスト4名が改めて藤沢の「まち」と向き合い、新たな作品を制作、展示します。展覧会期前にはレジデンスルームでの滞在制作、会期中には「まち」の姿を長年記録してきた定点観測写真のパイオニア、富岡畦草とのクロストークなど、関連イベントも開催します。この機会にいま一度藤沢の「まち」への関心を深めてみませんか。


出展作家
伊藤久也/イリエナナコ/ガチヲ・サンダース/伝田智彦


クロストーク
富岡畦草×本展参加アーティスト「記録がつなぐ“時”のプロセス」
2016年 02月07日(日)13:00-15:00

「記録」することの意義を参加者のみなさんと一緒に考えます。

参加費:無料
定員:50名

富岡畦草(とみおかけいそう)
1926年三重県生まれ。1948年日刊スポーツ新聞写真部に勤務。1950年人事院広報課に勤務する傍ら「定点観測式撮影法(定点撮影)」という発想で、身辺の記録写真を実践。1955年長女が誕生、成長記録を毎日撮影し始める。1958年日本写真協会新人賞受賞。現在まで藤沢市の生涯学習講座の講師として長年携わる。著書に「鎌倉の散歩みち」(山と渓谷社、1964)、「消えた街角-東京-(富岡畦草・記録の目シリーズⅠ)」(玄同社、1992)ほか、「月刊日本カメラ」で連載中(2004.1月号〜)。




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会期:2016年1月23日(土)〜2月28日(日)
時間:10:00-19:00(入場は閉館の15分前まで)
休館:月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は、翌火曜日が休館)
会場:藤沢市アートスペース
   〒251-0041神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2 ココテラス湘南6階
リンク:http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/bunka/FAS/exhibition/ex002/index.html
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by higashikawa_blog | 2016-01-23 12:31 | フォトフレンド

中藤毅彦氏 展覧会「STREET RAMBLER」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

新さっぽろギャラリーにて、中藤毅彦氏の展覧会が開催されます。


STREET RAMBLER

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©Takehiko Nakafuji


以下リンクより

世界の都市は常に大きなうねりの中で動き、変化を続けている。自分に出来る事は、今でも、またこれからも街に身を置き、ひたすら歩き、出くわした人々や予期せぬ光景に対して、頭ではなく身体の反応するままにストリートスナップを実践するだけである。



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会期:2016年1月27日(水)~2月8日(月)
時間:10:00~19:00
休館日:火曜
会場:新さっぽろギャラリー   
   〒004-0052 北海道札幌市厚別区厚別中央2条5丁目6-3 デュオ-2 5階
リンク:http://www.arc-city.com/shin-sapporo-gallery/contents/schedule/item/ca004.html#p0099
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by higashikawa_blog | 2016-01-23 12:18 | 受賞作家関連

【日本の風景を大募集!】住友不動産販売主催の「Stepフォトコン」がいよいよ募集開始!

第3回 住友不動産販売フォトコンテストのお知らせ。

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先月お知らせした住友不動産販売主催のフォトコンテストが本日より募集開始です!!

みなさん準備はバッチリですか?

1人10点まで応募できるので今すぐ応募するしかありません!
一気に10枚応募するもよし、毎月季節に合った写真を2枚ずつ応募するもよし!
審査員の方々がみなさんの投稿を心待ちにしているはずです!

ちなみに、グランプリの賞金は100万円…!!!
100万円あったら色んな使い道がありますね。
あのレンズと、試してみたかったフィルムと、現像代と…妄想が膨らみます。
ほかにも、
ニコンカメラやカールツァイスレンズ、伊豆今井東急ホテルの宿泊券など豪華賞品がズラリ…!

テーマは日本の風景ということなので、富士山、お正月、雪景色を撮るのもアリですね。

ぜひ腕試しに応募してみてくださいね!

ご応募はコチラからどうぞ!
なお、公式ウェブサイトから前回のコンテストの審査会・講評の動画を見ることができます。

前回の入賞作品もチェックしておきましょう!

第2回フォトコンテストの銀賞作品

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第2回フォトコンテストの佳作作品


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第2回フォトコンテストの佳作作品

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第2回フォトコンテストの特別賞作品

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第2回フォトコンテストの特別賞作品

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■応募方法
プロフェッショナル部門と一般部門で応募方法が異なります。

<プロフェッショナル部門>
・一人最低5点以上(10点まで)※組写真は不可。
・「A4~B4判または八切~四切のプリント」をお送りください。
・郵送の場合、5月25日(水)消印有効。
・カラー・モノクロどちらでも可。
・応募作品は返却いたしません。

<一般部門>
・一人10点まで応募できます。※組写真は不可。
・応募はデジタルデータのみとなります。
・カラー・モノクロどちらでも可。

応募資格と応募先に関しましては、公式ウェブサイトをご覧ください。

■応募期間
2016年1月20日(水)~2016年5月25日(水)
■賞品
【プロ部門】
グランプリ   1名  100万円
準GP     4名  20万円
入選      5名   5万円
【一般部門】
金賞      1名  30万円
銀賞      3名  10万円
銅賞      10名  3万円
入選      50名  1万円ギフトカード
エリア賞    11名  1万円ギフトカード
四季賞 4名  1万円ギフトカード
審査員賞     3名 伊豆今井浜東急ホテル宿泊券 他
アサヒカメラ賞 5名  アサヒカメラ1年間購読無料
優秀賞     100名 スマートフォンケース+オリジナルクオカード
ステップ賞    約300名 写真集掲載+オリジナルクオカード
※入賞作品のなかから副賞として、カールツァイスレンズ(ZEISS Loxia(ロキシア)2/50)、ニコンカメラ(Nikon1 J5 標準パワーズームレンズキット)、VANGUARD三脚(VEO 204AB)を贈呈。
■各賞発表
2016年8月20日、フォトコンテスト公式ウェブサイトおよびアサヒカメラ9月号
上位入賞作品の展覧会は2016年9月下旬に銀座清月堂画廊、10月下旬にリーガロイヤルギャラリー(リーガロイヤルホテル大阪)、上位入賞者の表彰式は10月上旬にホテルニューオータニ(東京)にて行う予定です。

審査員

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織作峰子 氏(写真家)
石川県生まれ。1982年大竹省二写真スタジオ入門。1987年独立。世界各国の美しい風景や人物の瞬間を撮り続けている。写真集に『SWISS 光と風』(講談社)など。大阪芸術大学芸術学部写真学科学科長。

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高砂淳二 氏(写真家)
自然写真家。1962年、宮城県石巻市生まれ。海の中から、生き物、風景、虹、夜空まで、これまで90か国を訪れ撮影活動を行っている。「night rainbow」「ASTRA」ほか著書多数。海の環境NPO法人"OWS"理事。

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椎名誠 氏(作家)
1944年東京都生まれ。作家。1979年より小説、エッセイ、ルポなどの作家活動に入る。これまでの主な作品は『犬の系譜』、『岳物語』、『アド・バード』、『中国の鳥人』、『黄金時代』など。企画・プロデュースをした『旅ゆけばヒト モノ ケモノ バケモノと会う とつげき!シーナワールド!!4』を2015年10月に刊行。

※アサヒカメラ編集長 佐々木広人氏も審査員を務めます。

【注意事項】
応募規定に違反した場合は、審査の対象となりません。
また選考後に違反が発覚した場合は、入賞を取り消しますので十分にご注意下さい。
・応募作品は未発表のものに限ります。同一または類似が規模の大小に拘わらず、他のコンテストに応募中・応募予定、または過去に入賞した作品は応募できません。
・主催者が、「応募規定に反する」「公序良俗に反する」「法令等に違反する」「肖像権や著作権、プライバシーの侵害がある」またはそれらの恐れがあると判断した場合には、審査の対象とはなりません。
・応募内容は、応募者自身が著作権を有するものに限ります(当該応募者に、著作権法上の権利を全て有していることを保証していただきます)。第三者の権利侵害についてはくれぐれもご留意下さい(応募内容に人物が写っている場合、必ず被写体に応募の許可を得てから応募して下さい)。
・入賞作品は、展覧会展示、ポスター及びカレンダー、小冊子作成、インターネットでの活用など、また主催者の宣伝広告などに無償で使用させていただきます。なお画題・作者名の明示、トリミングの有無なども含め、使用権は全て主催者に帰属します。また入賞作品以外の応募作品についても、同様に使用させていただくことがあります。(その場合には、各応募者に別途ご連絡いたします。)
・本コンテストに応募するにあたり、応募者は主催者の運営方法(応募写真の採用決定の方法、基準その他を含みます)に従うものとし、その運営方法について一切異議を申し立てないものとします。
※詳しい注意事項に関しましては、公式ウェブサイトを必ずご覧ください。
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by higashikawa_blog | 2016-01-20 10:51 | 写真甲子園

太田えつ子さん 展覧会「トゥーハッピー」


フォトふれ 展覧会のお知らせ。

Place Mにて、太田えつ子さんの展覧会が開催されます。


トゥーハッピー

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©Etsuko Ota


以下リンクより

普段の生活を送っていると1日1日に区切りがなくなり、時間をただただ過ごしてしまう。
そんな中、写真を撮って見るという行為がわたしを安心させる。
写真には過去の時間が写っていてどのような時間があったか思い出させてくれる。
出来ることなら喜怒哀楽も含めて楽しい時間を送っていると思いたい。

この写真たちは、マインドコントロールを含んだわたしのおまじないだ。




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会期:2016.1.25-1.31
時間:12:00―19:00/年中無休
会場:Place M
   東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F
リンク:http://www.placem.com/schedule/2016/20160125/160125.html#mini
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by higashikawa_blog | 2016-01-18 11:09 | フォトフレンド

野町和嘉氏 展覧会「天空の渚」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

Gallery 916にて、野町和嘉氏の展覧会が開催中です。


天空の渚

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以下リンクより

このたび Gallery 916では、キヤノンEOS5Dシリーズ10周年 特別企画展として、野町和嘉「天空の渚」展を開催いたします。

本展では、2015年初頭に野町氏が訪れたメキシコ、ボリビア、チリ、アルゼンチンの写真を大判プリントで約50点、併設の916 smallではガンジス〜チベットを巡った写真約30点を展覧いたします。

特別に撮影許可が得られたサンタマリア・トナンツィントラ教会、雨期のウユニ塩原、標高4000メートルの原野に林立する砂の柱、 生きた氷河と呼ばれるアルゼンチンのペリト・モレノ氷河など。日本から1万数千キロ離れた異国の壮大な風景を、是非ともこの機会にご体験ください。
皆様のご来廊を心よりお待ちしております。





振幅の大きな「振り子」が描き出す
遠く離れた風景
タカザワケンジ(写真評論家)


写真が私たちに与えてくれた楽しみの一つに、見たことのない世界との出合いがある。遠く離れた場所にどんな風景が広がっているのか、そこでどのような暮らしが営まれているかを写真は正確に描写し、私たちに届けてくれる。写真が発明された西洋では早くから自分たちの文明の外側にある風景、文物を写真で楽しむようになった。たとえば、フランスの作家、マクシム・デュ・カンは、1849年に友人のフローベルと約1年間にわたって中近東を旅行し、約2000枚の写真を撮影している。帰国後発表した『エジプト・ヌビア・パレスチナ・シリア』という写真集は大きな反響を呼んだという(※①)。写真に写る世界に私たちは魅了され、生きている間に訪れることがないかもしれない場所に思いを馳せてきた。写真の発明以来、私たちは「見る」ことで世界を知ろうとしてきたのである。

野町和嘉も私たちの視覚経験の拡張に貢献してきた写真家の一人である。スケールの大きな自然風景、何千年にもわたって守られてきた巨大な宗教空間、エキゾチックな生活習俗。驚嘆すべきイメージの数々が私たちの眼の中に運び込まれてきた。野町の写真作品の数々は、どこまでも遠くへと移動できる乗りものをイメージさせる。

野町和嘉が「遠く」へ向かうことになった転機がサハラ砂漠との出合いだった。野町がサハラへ向かったのはフリーカメラマンになって一年ほどだった25歳のとき。友人6人とスイス、オーストリアでスキーを楽しんだ帰り、思い立って友人と2人でサハラへ向かうことにした。サハラに魅せられた野町はそれから75年まで5回、通算13カ月にわたる撮影を行っている(※②)。撮影した写真は各国のメジャー誌に掲載されたのち、写真集『SAHARA』がイタリア(1977年)でまず出版され、翌年に日本版を含む5カ国版というかたちで発表された。『SAHARA』は国内外で高く評価され、野町の写真家としての方向性を決定づけた。

野町は『SAHARA』で、のちにつながる二つのテーマを手に入れている。一つは辺境の地。文明から離れた場所にある自然の姿である。もう一つはその地で暮らす人々のポートレイトと生活文化である。前者は野町がメディアの取材が及ばない極限の世界へ向かうきっかけになり、後者は砂漠の宗教といわれるイスラム教、キリスト教、さらにはヒンドゥー、チベット仏教など、世界的な宗教への取材へとつながっていった。なかでもメッカ巡礼の撮影は歴史上、初めて行ったものになった。

野町が取材、撮影を行ってきた40年余りはグラフジャーナリズムが発達し、大衆が見知らぬ世界を「見尽くす」欲望を肥大させていった時代でもある。工業化、機械化された現代文明は欲望のままに物質至上主義を推し進めていった。その結果として、いわゆる先進国の生活様式が大きく変わっていったことは周知の通りである。とりわけ、アジアから初めて先進国の仲間入りをしたこの国の変化はドラスティックだった。田中角栄による『日本列島改造論』が発表されたのが、奇しくも野町がサハラ砂漠を訪れた1972年であり、高度経済成長を経て経済的に安定したことで、消費生活を楽しむ余裕が生まれた。野町はその時代にサハラへ長期にわたる取材を何度も行っている。あえてモノがなく、過酷な生活が強いられる取材に飛び込んでいったことになる。それはなぜなのか。

野町は自身の写真家としてのありようを「振り子」にたとえている。「一つの場所に長期間滞在して写真を撮って、また日本に戻ってくる。その繰り返しです。振幅のおおきい振り子のように感じていました」(※③)

『SAHARA』の場合で言えば、振り子の一方が砂漠にあり、もう一方はこの国にあった。欧米の写真家たちと野町の写真に違いがあるとすれば、ヨーロッパからは広大な死の空間と考えられていたサハラ砂漠が、野町にとってはそう見えなかったということだろう。サハラに長期滞在した野町は、伝統的な暮らしを続ける遊牧民にとって、砂漠もまた母なる大地であることに着目している。その視点は、野町が知らず知らずのうちに身につけていた自然への崇敬の念と、自然と共生する知恵と重なっていたのかもしれない。

過酷な撮影を行う写真家にとって、信頼できる機材が欠かせない。野町は『SAHARA』の頃から35ミリ一眼レフカメラ、6×7、4×5などの機材を使っているが、写真集のあとがきでしばしば写真が「ストレート」であると断っている(※④)。カラーフィルターなどのフィルターワークは使わず、余分な光線をカットするPLフィルターのみを使っていると書き記しているのである。デジタル一眼レフを使い始めたのは、2005年に発売されたキヤノンEOS 5Dからで、未明のガンジス川での沐浴を確実に描写できるその高感度性能に驚嘆し、以後デジタル性能の進化とともに野町の写真表現領域も広がっていった。しかし、イメージを「つくる」のではなく、あくまで「撮る」ことに制限し、そのうえで、見る者を驚嘆させるという姿勢は変わらない。そのためには徹底したリサーチと、長期にわたる撮影が必要になる。

今回の『天空の渚』は、2015年初頭、メキシコ、ボリビア、チリ、アルゼンチンを約50日間にわたって旅し、撮影した作品である。カメラは約5060万画素という超高画素カメラ、キヤノンEOS 5Ds。テーマはこの超高画素カメラで、これまで野町が取り組んできた極限高地のシリーズに連なる作品を撮影することである。撮影はいつものように単独行で、ガイドブックやインターネットでは見つからない風景を求めて奥地へと進んでいったという。農家に泊めてもらってようやく撮影した風景写真もあり、これまで写真家が撮影したことがない風景を求めるという点でも、これまでと同じだ。

現代は写真と映像にあふれた時代である。どのような場所であっても、ネットを検索すればそのイメージを眼にできるような気がしている。しかし、本当にそうだろうか? たしかに写真は誰にでも撮れる身近なツールになり、SNSに写真があふれている。だが一方で、そのイメージがどのようにして撮影され、どれくらい現実と距離があるかが曖昧なことが多い。写真が真を写すものではないことは、いまや常識と言っていいだろう。

しかし、ドキュメンタリー(記録)を第一義に考える写真家にとっては、写真がどのように受け取られるかにまで責任を持つことが必要とされる。たとえば、かつてロバート・キャパ、カルティエ=ブレッソンらが写真家によるフォト・エージェンシー「マグナム」を立ち上げた理由の一つが、トリミングとキャプションを写真家自身が決定するためだった。同様に、野町にとっても写真が「ストレート」であることは重要なことに違いない。そして、事実性、記録性の重視は、高解像度による写真の可能性の一端を開くものでもあるだろう。

『SAHARA』から出発した野町は、見たことのない風景、知られていない光景を探すイメージ・ハンターとしての側面を持っている。『天空の渚』の場合は、人間が住まない極限の高地であり、一度は繁栄したものの時代とともに忘れ去られ、静かに風化していくゴーストタウンであり、パナマ運河の開通で歴史的役割を終えたマゼラン海峡に捨て置かれた廃船である。写真からは人間が生存できない自然環境の厳しさと、時間が堆積した風景の壮絶な美しさが感じ取れる。

生まれ育った国と、遠く離れた場所との間を大きく振れてきた野町の「振り子」は、現代を生きる私たちの引き裂かれた自我とも重なる。自然か人工か。伝統か刷新か。ローカリズムかグローバリズムか。野町の作品を前に、しばし内なる「振り子」に向かい合ってみてほしい。

①『マクシム・デュ・カン展 -150年目の旅-』図録(三鷹市美術ギャラリー、2001年)
② 野町和嘉『SAHARA 空と砂の間で』(平凡社、1978年)
③『天空の渚』展についてのインタビュー(2015年)
④ 野町和嘉『SINAI・聖書の旅 モーセの足跡を追って』(平凡社、1979年)




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野町和嘉「天空の渚」
会期: 2016年1月15日(金)~2月14日(日)
場所: Gallery 916 東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3ビル6F
平日 11~20時、土日・祝日11~18時半 ※最終日のみ17時まで
休廊:月曜日(祝日を除く)
入場料:無料
主催:キヤノンマーケティングジャパン株式会社

|野町和嘉ギャラリートーク|
2016年1月17日(日) 14時〜
2016年1月31日(日) 14時~

リンク:http://gallery916.com/exhibition/theshoreofthefirmament/
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by higashikawa_blog | 2016-01-16 14:34 | 受賞作家関連

石川直樹氏 展覧会「Encounter Nature 日本の風土」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

キヤノンオープンギャラリー1にて、石川直樹氏の展覧会が開催中です。


Encounter Nature 日本の風土

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以下リンクより

本展は、人類学や民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら作品を発表し続けている写真家、石川直樹氏の作品展です。
本展では、タイトル「Encounter Nature 日本の風土」のもと、2016年キヤノンマーケティングジャパン株式会社カレンダーに収録された写真を基に、デザイン処理を施し展示します。深いブルーの空に静かに輝く秋の月、落ちついた姿を見せる富士山など、石川氏が日本各地を渉猟し心の琴線に触れた光景たちです。
展示作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントします。



作家メッセージ
Encounter Nature 日本の風土

脇目もふらずに、ある目的地を目指す。ぼくの旅はそれとはまったく逆だ。もちろん、ある場所へ行くときは、漠然とした行き先だけは決めていく。あらかじめ想定している風景もないわけではない。が、それ以上の出会いがあるときこそが面白い。考えていたことがすべて覆されていくような旅が、ぼくは一番好きだ。予想していたものと違うものが出てくると、ある種の快感というべきか、身体が即座に反応し、シャッターを切る。
自分自身の生活についてもそういうところがある。目指すべきところへ向かっているつもりが、やむをえない出会いなどによって、想像とは異なる展開を余儀なくされる。それが結果的に自分の人生になっていく。だから、A地点に向かっている途中で、B地点の方が面白いと聞いたらそちらに行くし、C地点の方がいいよと言われたらC地点に行く。頑なにならず、柔らかく周囲の情報をできる限り咀嚼する。そうやってあらゆる変化を受け入れながら旅をして、写真を撮ってきた。
今回のカレンダーの写真についても、まさにそういうふうに旅をして、偶然を受け入れながら撮影した。だから、タイトルには「encounter」という言葉を使っている。ただ「会う」のではなく、出くわし、遭遇し、偶然見つけた風景ばかりで、すべての写真に自分自身の反応や驚きが含まれている。
旅とは、端的に言えばそうした「新しい世界との出会い」だと思っている。ガイドブックをなぞるスタンプラリーのような旅ではなく、自分が知っている範囲から一歩でも外に出て、知らないものを自分の目で見たい、と強く思う。
驚きに満ちた光景こそが、自分にとっては“絶景”だ。ただ、そうした風景は何も遠い彼方にのみあるわけではない。たとえば、南方熊楠は顕微鏡をのぞきながら、ファーブルは昆虫と向き合いながら、シートンはオオカミなどの動物と対話しながら、それぞれの絶景を見ていた。本当は自分の身近な場所にこそ、未知の世界があるとも思っている。
13枚の写真は、そんな思いを抱きつつも、一年を通じた日本国内の旅の中で撮影したものである。ぼくは北海道や沖縄など、日本列島の端のほうがたまらなく好きで、必然的にそういう場所の写真が多くなった。あえて地域のバランスをとるようなことはせず、encounterという言葉の通り、自分の出会いを軸に写真は選ばれた。
旅は一期一会である。写真は二度と出会えない風景を記録してくれる。これからも偶然を受け入れながら、旅を続けたい。あらためてカレンダーをめくりながら、さらなる出会いを期待してやまない。



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会期:2015年12月24日(木)~2016年2月4日(木)
時間:10:00〜17:30
休館:日曜・祝日
会場:キヤノンオープンギャラリー1
   東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー2F
リンク:http://cweb.canon.jp/gallery/archive/ishikawa-encounter/index.html
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by higashikawa_blog | 2016-01-16 14:19 | 受賞作家関連

石川竜一氏 展覧会「考えたときには、もう目の前にはない」


フォトふれ 展覧会のお知らせ。

横浜市民ミュージアムあざみ野にて、石川竜一氏の展覧会が開催されます。


考えたときには、もう目の前にはない

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以下リンクより

平成27年度のあざみ野フォト・アニュアル企画展として、写真家石川竜一の個展を開催します。1984年 宜野湾(沖縄)生まれの石川は、まだ作家としてはキャリアの浅い中、2014年最初の写真集を2冊同時に出版し、第40回木村伊兵衛写真賞、2015年日本写真協会賞新人賞を続けて受賞するという衝撃的なデビューを飾りました。これまでも多くの写真家によって取り上げられてきた人物像と風景が中心ですが、自身の生活の場でもある沖縄で撮影されたこれらの作品は、それぞれの対象と真正面から対峙し、今そこに在ることの強烈なイメージが見るものに迫ります。視ることの意味を改めて問いかける石川の作品は、現代の写真の表現に新たな方向性を示しています。
展覧会は、最初期のフォトグラムや木村伊兵衛賞の対象となった沖縄での作品に加え、極限に近い環境での山行で撮影された最新作によって構成され、その活動の全貌を展覧します。



アーティストトーク
2016年 1月30日(土)14:30~15:30(14:00受付開始)
出演:石川竜一
会場:3階アトリエ
定員:50名程度

※参加無料
※事前申込みは不要です。
※14:00より会場入口にて、先着順に受付いたします。
※1歳6ヶ月~未就学児の保育あり(予約制・有料)。詳細はお問い合わせください。



あざみ野カレッジ「写真集ができるまで」
2016年 2月20日(土) 14:00~15:30
出演:姫野希美(赤々舎代表)
会場:3階アトリエ
定員:高校生以上40名程度(要事前申込、応募多数の場合抽選)
参加費:500円
※ただし、あざみ野カレッジ初回受講者は学生証発行手数料500円が別途必要。


学芸員によるギャラリートーク
2016年 2月7日(日) 2月21日(日)各日14:00~14:30
会場:展示室1
※参加無料、申込不要




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会期:2016年 1月30日(土)~2月21日(日)
時間:10:00~18:00 ※会期中無休
会場:横浜市民ギャラリーあざみ野
   〒225-0012 横浜市青葉区あざみ野南1-17-3
リンク:http://artazamino.jp/event/azamino-photo-20160221/
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by higashikawa_blog | 2016-01-16 14:10 | フォトフレンド

瀬戸正人氏 展覧会「Another Place 13」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

Place Mにて、瀬戸正人氏んも展覧会が開催されます。


Another Place 13

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©Masato Seto



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会期:2016.1.25-1.31
時間:12:00―19:00/年中無休
会場:Place M
   東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F
リンク:http://www.placem.com/schedule/2016/20160125/160125.html
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by higashikawa_blog | 2016-01-16 14:00 | 受賞作家関連
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