東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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大西みつぐ氏 写真展「川の流れる町で」


東川町国際写真フェスティバル イベント「街撮り撮影会」で毎年講師をしてくださっていた大西みつぐ氏の写真展のお知らせです。


川の流れる町で

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©Mitsugu Ohnishi

以下リンクより


2016年11月に弊社から刊行いたしました大西みつぐさんの最新写真集『川の流れる町で』の刊行記念写真展を開催いたします。
会期中は本展へ推薦文をお寄せくださった写真評論家の飯沢耕太郎さんと大西さんのトークショーや、東京の下町を貸切舟と足で散策する「川あるきツアー」も開催いたします。

みなさまのご来場をお待ちしております。

大西みつぐ写真展「川の流れる町で」

代表作「Wonderland」(1980〜2006)を始め、東京の下町を長年撮り続けてきた大西みつぐ氏ですが、均質化されていく下町の風景に対し、いつからか「喪失感」を覚えるようになります。馴染みの場所のはずが、以前と同じ感覚では歩くことができなくなってしまった。そこで大西氏は、「荒川」という一本の川の流れをたよりにふたたび歩き始めました。東京の「今」を荒川流域から映し出した、氏の最新写真集『川の流れる町で』(ふげん社)より「放水路」と「眠る町」に加え、2017年2月に満を持して公開された、大西氏の初監督作品『小名木川物語』の世界を垣間見るような深川や砂町などのおなじみの写真も展示いたします。

会期中には、写真集へ推薦文をお寄せいただいた写真評論家の飯沢耕太郎氏とのトークイベントや、貸切舟と足で『小名木川物語』の舞台を散策する「川あるきツアー」を開催いたします。ぜひ足をお運びくださいますようお願いいたします。


◉会期

2017年3月21日(火)〜4月8日(土)

火-金 12時〜19時 / 土12時〜17時
日・月・祝 定休日


◉会場
コミュニケーションギャラリーふげん社
〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F
TEL:03-6264-3665







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by higashikawa_blog | 2017-03-18 16:12 | その他お知らせ

エレナ・トゥタッチコワさん 展覧会「ひつじの時刻、北風、晴れ」


フォトふれ 展覧会のお知らせ。

ウナベツ岳メーメーベーカリーにて、エレナ・トゥタッチコワさんの展覧会が開催されます。


ひつじの時刻、北風、晴れ

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以下リンクより

エレナは、2014年の夏に初めて知床に滞在して以来、何度も峰浜を訪れ、誰も読めない知床半島の地図を描いたり、オホーツク海に転び落ちたり、狐と鬼ごっこをしたり、羊を驚かせたり、白猫ピコから白いイイズナのお土産をもらったり、石や流木を拾い集めたり、山で山菜をとったりして、フィールドワークを続けてきました。
知床で初個展となるこの展覧会では、ウナベツ岳の麓にある、メーメーベーカリーを宿す古い家と対話しながら、会期中に常に変化し続ける映像インスタレーションを作り、展示します。


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会場: ウナベツ岳メーメーベーカリー(北海道斜里郡斜里町峰浜233)
会期: 2017.3.25-26,31,4.1-2
【関連イベント】おはなし会・写真集サイン会 4.2(日)17:00-





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by higashikawa_blog | 2017-03-18 16:07 | フォトフレンド

展覧会「Seize the Uncertain Day - ふたしかなその日」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

東京藝術大学大学美術館陳列館にて開催される展覧会「Seize the Uncertain Day - ふたしかなその日」に下記受賞作家が出展いたします。
荒木経惟氏、川内倫子氏、楢橋朝子氏。


Seize the Uncertain Day - ふたしかなその日

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以下リンクより

コンセプト
本展タイトルは、「Seize the day(いまを生きろ)」という慣用句に「uncertain(ふたしかな)」を付加したものです。世界情勢が不安定ないま、〈そこにあるふたしかな日をそれでも生きる〉というしなやかで力強い姿勢が模索されています。本展で注目するのは、圧倒的な現実に向き合いながらも感情や心理の深いレベルでの新しいコミュニケーションの可能性を開いている「極私的ドキュメンタリー」。戦後日本の潮流において独自のスタイルを確立した作家の作品と、現在の不安定な社会状況に直面しながら制作を続ける若手作家たちの写真や映像、ドローイングを一堂に展示することで、「ふたしかさ」の上に展開される世界を提示します。本展が構成する「ふたしかなその日」を体感することで、流れゆく時代のなかで確かに受け継がれつつも揺れ動く「ふたしかさ」の息遣いに気づくことができるでしょう。


本展は「ふたしかなその日」を以下の3つのセクションによって構成します。1階を[Section 1: 夜 閃光とゆらめき]、階段を[Section2:断層]、そして2階を[Section3:朝-昼 円環と覚醒]とします。これらは「ふたしかさ」の上に成り立つ世界を提示し、1970 年代から現在までに共通する〈そこにあるふたしかな日をそれでも生きる〉という姿勢を浮き彫りにします。鑑賞者は「夜」において、定量的ではないより感覚的な時間の存在を見出し、一方「朝-昼」ではより覚醒した意識の中で現実の「ふたしかさ」と今一度向き合い、世界との距離を測りなおすことになるでしょう。


Section 1:夜 閃光とゆらめき

展覧会は夜を想像させる暗い空間から始まります。篠田太郎の提示する、月の運行が司る永久の時間や、森山大道が切り取った激しい音とネオンが溢れる新宿の街の瞬間。あるいは、弓削真由子が描き出した畳に内包された親密で静謐な時間や、島田清夏が捉えた花火に象徴されるような儚くも祝祭的な時間。これらの異なる時間性を宿した作品群が展示された会場において、鑑賞者は「夜」の時間に秘められた変容し続ける距離や速度、移ろうさまざまな時間を体感することになるでしょう。

出展作家: 荒木経惟 / 篠田太郎 / 島田清夏 / 中平卓馬 / 森山大道 / 弓削真由子 / 米田知子


Section 2:断層

1階と2階の上下をつなぐ階段は、「夜」「朝-昼」どちらにも属さない中断された空間となりま す。身近な風景にともなう時間や文脈の中にあるズレ・つなぎ目を、さまざまな角度で捉えた 百頭たけしによる写真が展示されます。

出展作家: 百頭たけし / 金村修


Section 3:朝—昼 円環と覚醒

夜に移ろうさまざまな時間を経て新たな1日の始まりとなる「朝」は、繰り返されるサイクルへの入り口となります。川内倫子の写真は繰り返される日常の景色に潜む生と死の儚さを映し出し、久門剛史が作り出す円形スロープを回り続ける鉛の芯の軌道は、繰り返される日常とその中で起こる微小な変化を示しています。そうした日常の小さな瞬間に美しさを見出す感受性は、「円環する時間」に親しむ日本人の優れた特徴と言えるでしょう。繰り返される時間の中で、震災のような突出した瞬間が訪れると、人はより大きな時間軸の中で物事をとらえるために「ふたしかな」現実に立ち返ろうとします。たとえば、川久保ジョイが提示する放射能によって生み出された色鮮やかな作品は、目に見えない脅威と共に生きていかなくてはならない現状を転写しています。また日常と地続きの場所であり時に大きな災害をもたらす海を撮り続ける鷲尾和彦は、それでもなおその海と共に生き続ける人々の姿を捉えようとします。


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会期:2017年3月18日(土) - 2017年4月5日(水)
開館時間:10:00 - 18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(※但し 3/20(月)は開館、3/21(火)は閉館)
入場料:無料

会場:東京藝術大学大学美術館陳列館
〒110-8714 東京都台東区上野公園 12-8 美術学部校内




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by higashikawa_blog | 2017-03-16 16:49 | 受賞作家関連

映画「写真甲子園 0.5秒の夏」


映画「写真甲子園 0.5秒の夏」
公式HPとプロモーション映像が公開されました!!

下記リンクよりご覧いただけます。


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全国高校写真部日本一を決める大会「写真甲子園」
夏の北海道東川町を舞台に、一枚の写真にすべてを賭ける高校生たちの熱き姿を描いた青春ストーリー!!

みなさまの応援をよろしくお願いいたします!

映画「写真甲子園 0.5秒の夏」
公式HP:http://syakoumovie.jp/





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by higashikawa_blog | 2017-03-16 16:39 | 写真甲子園

展覧会「Somewhere I Have Never Travelled 〜 切り火を持って」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

URANOにて開催中の展覧会「Somewhere I Have Never Travelled 〜 切り火を持って」に、石内都氏と川内倫子氏が出展しております。


Somewhere I Have Never Travelled 〜 切り火を持って


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©Rinko Kawauchi


以下リンクより

向春の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。この度URANOでは、3月11日 - 4月15日までグループ展「Somewhere I Have Never Travelled ~ 切り火を持って」を開催いたします。


タイ北部チェンマイにあるHIV孤児生活支援施設「バーンロムサイ」の子どもたちと美術作家をつなぐプロジェクト、および、ふたつのアート・ホテルの完成を記念した発表の場として協力させていただくことになりました。


「文化・アートと寄り添うホテル」というコンセプトのもとに、沖縄・那覇市の国通りにオープンしたばかりの「ホテルWBFアートステイ那覇」は、「バーンロムサイ」の子どもたちが描いた絵と、9名の写真家、石内都、川内倫子、木村友紀、志賀理江子、進藤環、長島有里枝、名取洋之助、野村佐紀子、米田知子による作品を壁面に展開、各客室すべてが違う絵柄、レイアウトで構成され、部屋自体がひとつの異空間=旅となるようなホテルとなりました。また、続く二棟目となり現在施工中である「ホテルWBFアートステイなんば」も、子どもたちが描いた絵と、淺井裕介、笠井麻衣子、川内倫子、炭田紗季、志賀理江子、高田安規子・政子、はまぐちさくらこ、松本力、米田知子の協力のもと、大阪・難波に5月にオープンします。


客室をのびやかに楽しく彩る子どもの絵は、1999年12月、北タイ・チェンマイ郊外に設立されたHIVに母子感染した孤児・遺児たちの生活施設「バーンロムサイ」の子どもたちによるものです。「バーンロムサイ」では、「絵を描くこと」により子どもたちの免疫力を表す数値が回復し「つくり出す力」に命を支えられた経緯から、薬だけではなく、沢山のボランティアや技術指導をしてくださる方々の協力のもとに、衣食住の中にも創造力を育てる+artの思いをベースとし今に至ります。


そこにある、目に見えないクリエイティブのちからを信じてできる事。その筆頭としてのホテルプロジェクトは、株式会社ホワイト・ベアーファミリーの協力を得て現れたかたちです。


場所を問わず、形式にとらわれることなく、垣根を越えて繋がり合う事ができるのではないでしょうか。


バーンロムサイ 名取美穂

artdish g 沢渡麻知


本展では、バーンロムサイの子どもたちの絵と、このプロジェクトに賛同し、ご協力いただいた作家たちによる作品を展示いたします。つきましては、本展の広報にご協力賜りたく、ここにご案内申し上げます。


参加作家: 淺井裕介、石内都、笠井麻衣子、川内倫子、木村友紀、進藤環、炭田紗季、高田安規子・政子、 長島有里枝、名取洋之助、野村佐紀子、はまぐちさくらこ、松本力、米田知子(※ 敬称略、五十音順)



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会期: 2017年3月11日 - 4月15日

開廊時間: 火-木 11:00 - 18:00 / 金 11:00 - 20:00 / 土 11:00 - 18:00

会場: URANO 東京都品川区東品川 1-33-10-3F





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by higashikawa_blog | 2017-03-16 16:35

東川町文化ギャラリー展示のお知らせ


東川町文化ギャラリーにて現在開催中の展覧会です。
Exhibition: Now on view Through Thursday, March 30, 2017


・第33回北海道報道写真展
Photo exhibition: The33rd Hokkaido Press Photo Exhibition

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・高等学校文化連盟全国写真専門部 第5回日韓中高校生フォトコンテスト写真展
The exhibition of the 5th Japan-Korea-China High School Students' Photo Competition
Organizer:Department of Photography of All Japan Senior High School Cultural Federation

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********************************
会期:2017年 3/11(土)~30(木)
時間:10:00~17:30 会期中無休、※最終日は15:30まで
料金:町内100 円、町外200 円
会場:北海道<写真の町>東川町文化ギャラリー
   〒071-1423 北海道上川郡東川町東町1丁目19番8号
ホームページ:
http://photo-town.jp/index.html

Duration of the exhibition: Saturday
, March 11, 2017 – Thursday, March 30, 2017

10:00-17:30 (closed at 15:30 on January 26)
Admission fees: 200 yen
Higashikawa residents 100 yen

Hokkaido, the "Town of Photography", Higashikawa Bunka Gallery
Address: 19-8, Higashimachi 1, Higashikawa, Kamikawa, Hokkaido, 071-1423
Website:
http://photo-town.jp/index.html

【次回展予告】
2017年 4/1(土)~19(水)
・第12回公募撮ライ!ひがしかわ大写真展
Upcoming exhibition: Saturday, April 1, 2017 – Wednesday, April 19, 2017
Photo exhibition: The 12th Higashikawa town Photo contest applicant's exhibition


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by higashikawa_blog | 2017-03-11 20:07 | 東川町

石川直樹氏 展覧会「北海道/冬」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

新宿フォト・プロムナードにて、石川直樹氏の展覧会が開催中です。


北海道/冬

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©Naoki Ishikawa

以下リンクより

新宿フォト・プロムナードでの3月の展示は、写真家 石川直樹写真展 「北海道/冬」です。
展示期間:3月1日(水)~3月31日(金)10:30~18:30 ※最終日は15:00まで


●写真家 石川直樹(いしかわ なおき)氏について
1977年東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士課程修了。2006年、写真展「THE VOID」でニコンサロンJuna21三木淳賞。2008年、写真集『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)で日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。2010年、写真集『ARCHIPELAGO』(集英社)で、さがみはら写真賞。2011年、『CORONA』(青土社)で土門拳賞を受賞した。
著書に開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。2017年8月より新潟市美術館にて『この星の光の地図を写す』展開催。2017年夏の札幌国際芸術祭では北海道で撮影した新作を展示予定。



******************************
2017年 3月1日(水)~3月31日(金)
10:30~18:30 ※最終日は15:00まで
新宿フォト・プロムナード
 〒163-1528 東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28階





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by higashikawa_blog | 2017-03-10 19:38 | 受賞作家関連

植田正治氏 展覧会「もうひとつの風景」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

Books and Modernにて、植田正治氏の展覧会が開催中です。


もうひとつの風景


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©Shoji Ueda

以下リンクより

植田正治(1913−2000)は、鳥取県境港市を拠点に生涯にわたって遊び心あふれる写真世界を提示し続けた作家です。
とりわけ砂丘を背景とした演出写真は、ユーモアとシュールな詩情、ポリフォニーを湛えたイメージで、70年代フランスを始めとするヨーロッパでの評価を不動のものとし、Ueda-cho(植田調)は世界共通語となりました。

しかし、ピクトリアリズム、シュールレアリスム、ストレートフォト……あらゆる表現領域を自由自在に横断した作家は、当然ながら過ぎ去る一瞬の美を捉える天才でもありました。


本展では『植田正治作品集』(16,000円・税別/河出書房新社)の出版を記念して、演出写真で知られる植田正治のあまり知られていないストレートフォトの名作品集『音のない記憶』(1974年)を取り上げます。

植田正治59歳、初のヨーロッパ旅行から生まれた優雅でみずみずしいイメージと、いくつかの代表的な作品──息をのむような美しいゼラチンシルバーのオリジナルプリント……作家が捉えた、過ぎ去る一瞬の美、“もうひとつの風景”をご覧ください。


*****************************

2017年3月8日(水)~4月8日(土)

12:00~19:00

休廊:日月曜

Books and Modern

 107-0052 東京都港区赤坂 9−5−26パレ乃木坂201





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by higashikawa_blog | 2017-03-10 19:31 | 受賞作家関連

柴田敏雄氏 展覧会「Constructed Landscape」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

1839 Contemporary Galleryにて、柴田敏雄氏の展覧会が開催中です。



Constructed Landscape


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以下リンクより

Cocktail Reception with Artist Toshio Shibata: 2:30 pm, Saturday, March 04, 2017
Artist Talk and Book Signing with Artist Toshio Shibata:15:00~18:00, Sat. March 4

Dr. Edward Chiu, Assistant Professor of Graduate Institute of Cultrual & Creative Design at Tung Fang Design University, in conversation with artist Toshio Shibata.

Toshio Shibata is known for exploring the delicate balance between human-made structures and nature. He feels like he is borrowing a place to make his photographs. Photographing erosion control barriers, water catchments, roads, dams and bridges, he examines the unique appearance of such structures in his native land. Through his lens, riverbeds can look like origami, and waterfalls resemble kimono, as well concrete symbolizes something contemporary.

March 4th (Saturday) afternoon, meet artist Toshio SHIBATA at the Opening Reception, Artist Talk and Book Signing at 1839 Contemporary Gallery in Taipei, Taiwan. The exhibition showcases Shibata’s over 30 images from Constructed Landscape in Japan.

Free Art Talk by Toshio SHIBATA at 3pm on Saturday 4th of March. The talk’s audience will be limited to 60 people, and advance seat reservations are recommended.



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Constructed Landscape by Toshio SHIBATA
Public on-view: 2017/3/4 (Sat) – 4/9 (Sun)
Venue:1839 Contemporary Gallery
Free Admission / Limited Seats







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by higashikawa_blog | 2017-03-10 19:25 | 受賞作家関連

奈良原一高氏 展覧会「華麗なる闇 漆黒の時間」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

キヤノンギャラリー Sにて、奈良原一高氏の展覧会が開催中です。


華麗なる闇 漆黒の時間


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©Ikko Narahara

以下リンクより

本展は、写真家 奈良原一高氏による写真展です。
写真集「ヴェネツィアの夜」、「光の回廊―サンマルコ」、「ジャパネスク」から抜粋した作品約60点を展示します。
ヨーロッパと日本という二つの異なる題材を共通のモノクロームの世界で象徴的に表現し、東西それぞれの異質な「黒」に対する奈良原氏の美意識を具現化した写真展です。
作品は、キヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントし、展示します。


作家メッセージ

写真は未来から突然にやって来る。僕の場合は、いつもそうだった。僕は空中にひょいと手を伸ばしてつかみとる……すると写真がひとりでに僕の手の中で姿を現わす。

『華麗なる闇』――奈良原が初めてヴェネツィアを訪れたのは1965年の夜。
はじめに闇があった。そして、その闇の時間の彼方から、街は不意に立ち現われた。ヴェネツィアをはじめて訪れた夜のことである。
船のへさきにしつらえたヘッドライトに照らされて、黒い水の上に屹立する街並みの壁が次から次へと姿を現わしたときの衝撃は忘れることが出来ない。
「これがヴェネツィアなのか、水上の街というより、水の中から生まれた街ではないか、まるで東洋の魔術師が一夜にして闇の手の内から取り出してみせた都ではないか」。僕はこのときからヴェネツィアに恋をしてしまった。
その後ニューヨークに滞在中、そして東京に帰ってからもヴェネツィアは心から去らず、度々訪れることになる。
ヴェネツィアは美しい。しかし美しいだけならばこれほど僕をひきつけはしなかったであろう。その美しさは虚構のはかなさをたたえている。その優雅な美しさはいつかは終わりのあることを知っている人生のよろこびのせつなさに似ている。
次第に陽光あふれる、光のヴェネツィアから夜のヴェネツィアへと僕の好みは傾いていった。
昼でもなく夜でもない生き生きとした奇妙な明るさがその冥府のような闇の中にはあった。
そして、その輝く闇の中でヴェネツィアは秘かに生まれ変わっていた。
昼間の人影を追放したヴェネツィアは400年の時間を遡り、かつてアドリア海の花嫁と名付けられた栄光の姿をその闇の中に横たえていたのだった。

『漆黒の時間(とき)』――日本というものは僕にとって、容易に接近出来ないものであった。それはまるで鏡の中に映った自分の姿に決して触れることが出来ない理(ことわり)に似ている。
僕は「刀」というものが武家世界の不条理をいっさいのみ込んでしまうひとつの「存在」であることに気がついた。武器として生まれたものが、精神的「存在」と化していった。いずれにしても日本刀の美しさは決して陽気なものではなく、時としては陰湿でストイックなエロチシズムさえもたたえているのである。

「能は空間の引力のようなものですよ」と語る観世寿夫氏に、僕は「存在ですね」と答えた。確かに能の動きにはバレエや踊りなどにある運動のピークの瞬間などではなく、「ずれてゆく時間のすき間」のようなものがあるようだった。
僕は松浦老師に「禅という思想は、科学的手続きをふむ写真には写らないと思います。そこに残るのは形だけでしょう」とその間合いをはっきりと語った。
これら日本の伝統文化の内に秘そむ、自然への意識、間の感覚。その精神性こそ、昔から長い時代を経た伝統の根源的なすがたであり、その洗練されたかたちを漆黒の時間<とき>としてとらえた。

『華麗なる闇』と『漆黒の時間(とき)』。この異なる二つのサブジェクトを、共通のモノクロームの世界で象徴的に表現した稀有な試みを、勝井三雄氏の企画およびADにより構成し、展示致します。

奈良原恵子
奈良原一高アーカイブズ代表



トークイベント
島根県立美術館主席学芸員 蔦谷典子氏、グラフィックデザイナー 勝井三雄氏、奈良原一高アーカイブズ代表 奈良原恵子氏が、展示作品について話します。(事前予約制)
日時:2017年4月15日(土)13時30分~15時
会場:キヤノン Sタワー3階 キヤノンホール S
定員:300名(先着順、参加無料)
お申込み:下記リンクより

******************************
2017年3月10日(金)~4月24日(月)
10時~17時30分(日・祝日と弊社休業日は休ませていただきます)
キヤノンギャラリー S
 東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1F





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by higashikawa_blog | 2017-03-10 19:21 | 受賞作家関連
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Higashikawa photo Award


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