海外巡回展「東北-風土・人・くらし」
海外巡回展「東北-風土・人・くらし」に、東川賞受賞作家である、畠山直哉氏・小島一郎氏の作品が出品されております。
「東北-風土・人・くらし」
©Naoya Hatakeyama
©Ichiro Kojima
<出品作家>
千葉禎介、小島一郎、芳賀日出男、内藤正敏、田附勝、津田直、大島洋、畠山直哉、林明輝、伊藤トオル
以下国際交流基金HPより
「東北‐風土・人・くらし」と題された本展は、1940年代から今日にかけて、日本を代表する写真家たちによって撮影された人びとや風景の写真を通じて、2011年3月11日の東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方の姿を浮かび上がらせる意図をもって、国際交流基金が主催するものです。
大震災関連の報道ではほとんど触れられることがありませんが、東北地方は豊かな自然にめぐまれ、また長い歴史を誇ります。本展では、大災害の経験から目をそらすためではなく、それを乗り越えるためにこそ、そういった東北地方の風土や人・くらしに焦点を合わせました。
本展は、東北にゆかりのある、しかし世代も表現もまちまちな9人の写真家と1つのグループによる作品で構成されます。
千葉禎介、小島一郎は1950〜60年代の農村を撮影しました。芳賀日出男、内藤正敏、田附勝は東北各地の民俗儀礼や祭りなどを追いました。自らの個人史と 故郷の光景を重ね合わせるのは大島洋、畠山直哉です。林明輝は東北の美しい自然にカメラを向け、津田直は縄文時代の遺跡を通じて日本人の精神の起源を探り ます。そして、伊藤トオルをリーダーとする「仙台コレクション」は、宮城県仙台市の「無名の風景」を集団で撮影し、シリーズ作品として制作しています。
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2012年9月28日 から 10月22日
中国/紅専廠文化芸術機構(広州)
2012年8月18日 から 25日
オーストラリア/ブリーディング・ハート(ブリスベン)
2012年8月10日 から 31日
中国/重慶三峡博物館(重慶)
リンク:http://www.jpf.go.jp/j/culture/exhibit/oversea/traveling/photo_tohoku.html