萩原義弘氏 写真展のお知らせ
MAKII MASARU FINE ARTSとコールピットにて、東川賞受賞作家 萩原義弘氏の写真展が開催されます!!!
萩原義弘とヤリタミサコ
写真と詩―『私は母を産まなかった』
ヤリタミサコの鮮烈な詩と萩原義弘の透徹した写真とのコラボレーションによって1冊の詩集が生まれました。
乾いた氷の、冷たい熱さ、この矛盾する形容をリアルに感じさせる作品集となっています。
詩集に掲載された萩原の写真作品は、見るものに様々な連想を呼び起こします。
それが雪や氷の写真だと言うことさえも忘れさせるほど、ときには抽象画のようであったり、あるいはエロスや暖かな表情さえも感じさせてくれます。
ヤリタのヴィジュアル詩や、ケルアックやギンズバーグ、フルクサス、北園克衛などの関係本も手に取ってご覧いただき、詩という文字でできたアートの可能性をご覧ください。
<会期中イベント>
11月30日(金)19:00~19:30
ヤリタミサコ:詩の朗読 矢野礼子:ヴァイオリン
12月2日(日)14:00~16:00 ※無料
ヤリタミサコ、及川俊哉(from会津)、渡辺玄英(from博多)の3詩人による現代詩トーク
「詩と時代の交差するところ」
12月8日(土)18:00~19:00
ヤリタミサコ、萩原義弘、菊地拓児(コールマイン研究室)の3人によるアートトーク
「目黒区美術館『‘文化’資源としての<炭鉱展>展』とその後」
会期:2012年11月30日(金)~12月11日(火)
時間:11:00-19:00 ※金曜 -20:00 最終日 -17:00
休廊:会期中無休
会場:MAKII MASARU FINE ARTS
〒111- 0053 東京都台東区浅草橋1-7-7
リンク:http://www.makiimasaru.com/mmfa/index.html
「ヤマに在り ヤマへ還る」
全国の炭鉱や鉱山(ヤマ)を撮影して30年になります。
日本の近代化や戦後復興の原動力として長らく貴重な資源を産出してきたヤマは、現在そのほとんどが閉山しています。
本州最大の炭田として栄えた常磐炭田も、同じように役割を終えてから年月が経ちました。
かつての施設や生活の場は、多くが解体されたり、草木に覆われたりして、痕跡すら解らなくなってしまった所もあります。しかし、そこには人々の喜怒哀楽があり、生死がありました。私は朽ち果てたものや僅かな痕跡物に、人の存在を感じて撮影しています。
会期:2012年11月29日(木)~12月18日(火)
時間:9:30~18:00
休廊:水曜休
会場:コールピット
福島県いわき市平字紺屋町45 紺屋町ビル3階
リンク:http://coal-pit.com/exhibition.html
お近くの際はぜひご覧くださいませ!!