宇井眞紀子氏 「東京画」参加のお知らせ
東川賞受賞作家 宇井眞紀子氏が、「東京画」というプロジェクトに参加しています!!

以下リンクより
『眠る線路』
軍需産業をささえた鉄道、高度経済成長に貢献した鉄道・・・。
今は役割を終えて、首都東京の片隅で忘れさられようとしてる。
何の痕跡も残っていないように見える場所。しかしかつて確かに鉄道が存在したことは、土地に刻み込まれている。
廃線跡に立った時、今はただ眠る線路の背後に、その時代の「今」を生きた人びとのうごめきが感じられた。
幾層にも重なった人間の営みの上に今があることを改めて知らされる。
現在と歴史のなかの事実との関係を、廃線跡をたどる旅と往時を知る人の証言で記憶にとどめたいと思い、
古い地図と新しい地図を照らし合わせては思いを馳せた。
証言者を探すのにはとても難儀したが、22人のその言葉からは、鮮やかに当時の空気が蘇った。
<プロジェクトの目的>
「東京画」は写真を介在にしたアートプロジェクトです。
国内外100人の写真家による「東京画」を通じて、
「東京」という街について、またそこに関わる私たち自身について考え、共有し、
新たな価値の発見やビジョンを伴った次のアクションとムーブメントを引き起こすことを目的にしています。
リンク:http://www.tokyo-ga.org/photographers/uimakiko/