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東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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北島敬三氏 写真展「USSR 1991 / A.D. 1991」


4月2日よりphotographers’ galleryにて、東川賞受賞作家 北島敬三氏の写真展が開催されます!!

USSR 1991 / A.D. 1991

北島敬三氏 写真展「USSR 1991 / A.D. 1991」_b0187229_1339576.jpg

















©Keizo Kitajima


以下リンクより

本展は、昨年11月に刊行された北島敬三写真集『USSR 1991』(Little Big Man、アメリカ)の出版を記念して開催致します。
北島は1991年に『A.D.1991』(河出書房新社)という写真集を出版しています。しかし、その写真集に「1991年に撮られた写真」は入っていませんでした。1991年のソ連の崩壊は、北島にとってまったく予想できなかった出来事であり、大きな驚きでした。北島は当時、ソ連で写真を撮りながら、「この写真は多くの人々がソ連のことを忘れかけた頃、10年、15年のちに写真集として出版しよう」と考えていたといいます。そしてこのことが念頭にあり、80年代後半に撮った写真をまとめるにあたって、本のタイトルを『A.D. 1991』としたのです。
「後から気づいた事ですが、私が撮影してきたコザも新宿もニューヨークも西ベルリンや東欧も、東西冷戦下でそれぞれアクチュアルだった街区です。」
北島によれば、この度の『USSR 1991』の出版によって、ようやく『A.D. 1991』の欠けていた半分が埋められたことになります。
北島敬三にとって、1991年は個人的にも大きな意味のある年でした。北島はこの年、長く続けてきたストリートフォトにはっきりと終止符を打ち、翌92年から現在も進行中の「PORTRAITS」と
「PLACES」という二つのシリーズをスタートしました。
「反映論を展開するつもりはありませんが、1992 年以降グローバリズム、ネオリベ、市場開放、ショックドクトリン(ナオミ・クライン)が無制限に展開されていったことと、やはりどこかで関連していたのだと思えてなりません。」
この展覧会では、『USSR 1991』と『A.D. 1991』の写真集から、約30 点の作家自身が選んだ写真が展示されます。


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会期:2013.4/2 - 2013.4/28
時間:12:00~20:00
休館日:月曜日
観覧料:無料
会場:photographers’ gallery
   〒 160-0022 東京都 新宿区 新宿2-16-11 サンフタミビル401号
リンク:http://pg-web.net/exhibition/keizo-kitajima-ussr-1991-ad-1991/
by higashikawa_blog | 2013-03-29 13:43 | 受賞作家関連
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