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東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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細江英公氏 展覧会「めぐる時代に親子展」


本日よりRoonee 247 photographyにて、東川賞受賞作家 細江英公氏と細江賢治氏の親子による写真展が開催されております。

めぐる時代に親子展

細江英公氏 展覧会「めぐる時代に親子展」_b0187229_13514253.jpg


















©細江英公


以下リンクより

本年で4回目となりますルーニィーでの細江英公氏の作品展。
今年は英公氏、賢治氏の親子展として開催いたします。
父・英公氏は「おとこと女」などから、賢治氏は「雲の意図」「誰も知らない」シリーズより展示します。


巡る時代に親子展

石井 仁志(メディア評論・プロデューサー)

1999年、沼津のギャラリーで1回おこなわれている「細江英公、細江賢治の親子写真展」をわたくしが開催したいのですと申し出た時、英公先生は「いいですね。」とにやりとなさり、すかさず賢治さんが「東京ではやってないんですよ。」と首をひねりながら前述した99年の沼津展を即座に思い出し、教えてくれました。それから14年たっていますから、それだけでも時代は一巡りの感があるわけです。わたくしの企画で、細江英公小写真展をやらせていただいてから、今回の展覧会が6度目の開催になります。Rooneeにおける4回目の細江展を親子展でという思いは、実は小写真展を始めた頃から頭の片隅に絶えず張り付いていた構想、目標であったと懐かしくなります。

細 江英公の巨大な写真芸術の狭間に咲いた大好きな花を一輪一輪、摘み取って大事に花入に挿し続けるように、わたくしは細江先生の小さな人間写真展を積み上げ てきました。根底には先生が常に口になさっている芸術観、人と違う事をやる。その実践だったと思います。人がやらないような展示、展示方法を細江作品で実 践する。先生には大いなる寛容で包んでいただいたと感謝いたしております。さらに賢治さんには作品選定や、プリント作業を含め、多忙な中何かと厄介な作業 を御願いいたしました。

今回の企画、巡る時代の過去とは?。なんと1950年代の末から60年代の頭、日本の激動期、細江英公20代後半の芸術写真『おとこと女』の番外編を展示したいと思います。対するは20世紀の後半、1990年代から細江賢治が撮影したいくつかのシリーズの中から選定した作品です。かたや永遠に古びる事のない人間写真、かたや永久不滅のミクロコスム を身近な風景、天体や事象から拾い上げた非人間写真とでも申しましょうか…。冗談はさておき、非常に異なった視座で作品を構築するこの親子写真家、ところ が人間存在の底のところで密接な宇宙観を持っているように見受けられるのです。学ぶ以前の問題で、あえて東北弁で申せば「まなぐのつかいがた、はーおんな じだべ」ねばりある思考を自己表現にどう結び付けていくかという眼の使い方、視座の構築の仕方。作品から香り立つ宇宙観が、何か信号として発してくるよう な感覚を受け止められると思います。巡る時代をいかように鑑賞者は感じ取るの でしょう。

わたくしも、共同企画者の篠原氏もまだまだ細江英公作品、細江賢治作品を見続けたいと思っています。そして何よりも展覧会を楽しみに見続けてくださるお客様達も。どうかこれからも、よろしくお願いいたします。心よりの感謝をこめて。


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会期:2013.6/4 - 2013.6/16
時間:12:00~19:00、最終日は16:00まで
休廊:月曜日
会場:Roonee 247 photography
   〒 160-0004 東京都 新宿区 四谷4-11 みすずビル1F
リンク:http://www.roonee.com/schedule/
by higashikawa_blog | 2013-06-04 13:54
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