展覧会「都市の無意識」
6月4日より、東京国立近代美術館にて展覧会「都市の無意識」が開催されております。
東川賞受賞作家 畠山直哉氏、奈良原一高氏、高梨豊氏が出品しております。
都市の無意識
以下リンクより
都市と美術は切っても切り離せない関係にあります。都市は表現者を触発する場であり続けるとともに、それ自体美術の重要な主題の一角を占めてきました。と同時に、都市のイメージの形成に視覚芸術が果たした役割も無視できません。両者の不可分な関係を調べてみると、興味深いことに気づきます。表現者たちは、統一的な全体像を描き難い複雑な都市に接近するひとつの方法として、それを面的な広がりとして捉えるのではなく、垂直的な構造をもつ「地層」として認識してきたように思えるのです。秩序や均質化を志向する都市の表向きの表情を一皮剥げば、その下に無数の人々の夢や欲望や感情が、澱として沈んでいるはずだという直感が働いているのでしょう。
この展覧会では、このような都市の深層に到る入口として、最上層の「スカイライン」、下層の「アンダーグラウンド」、そして表層の中の多層性という意味での「パランプセスト」という三つのテーマに注目することにしました。制作された場所も時代も異なる絵画、版画、写真、映像、資料約50点を渉猟しながら、わたしたちの想像力を刺激してやまない都市の隠れた構造に迫ります。
****************************
会期:2013.6/4 - 2013.8/4
時間:10:00~17:00、金曜日は20:00まで
休館:月曜日、ただし7月15日[祝]は開館、7月16日休館。
観覧料:一般¥420(210)、大学生¥130(70)
会場:東京国立近代美術館
〒 102-8322 東京都 千代田区 北の丸公園3-1
リンク:http://www.momat.go.jp/Honkan/unconsciousness_of_the_city/index.html#outline