展覧会「写真のエステ-コスモス 写された自然の形象」
東京都写真美術館にて開催中の展覧会「写真のエステ-コスモス 写された自然の形象」に、東川賞受賞作家 鈴木理策氏、高梨豊氏、柴田敏雄氏、奈良原一高氏、畠山直哉氏、篠山紀信氏、中村征夫氏、松江泰治氏、今森光彦氏、野町和嘉氏、楢橋朝子氏、小畑雄嗣氏が出品しております。
写真のエステ-コスモス 写された自然の形象
以下リンクより
東京都写真美術館のコレクション展は、平成19年度より毎年テーマを設けて、写真の黎明期から現代作家の作品まで約2万9千点を超える豊富な収蔵作品よりご紹介しています。
「写真の美しさはどこにある?」を問いかける本年度のテーマ「写真のエステ」のもとに、「コスモス-写された自然の形象」展を開催いたします。「写された対象物の美しさ」に着目した本展は森羅万象を区分する方法である「木」「火」「土」「金」「水」の5つの元素を手掛かりにご紹介します。
<展覧会のみどころ>
1.写真にみる自然のコスモス(宇宙観)
本展は「写真の美しさはどこにある?」のテーマのもと、「写された対象物の美しさ」に着目します。森羅万象を区分する方法である「木」「火」「土」「金」「水」の5つの元素を手がかりに当館のコレクションから、それぞれの元素が持つ自然の美しさ、イメージ、心性など人々の営みや経験から導かれる美しさを感じられることでしょう。
2.出品作品の約7割が初展示!
当館の約29,000点を超えるコレクション作品のなかでも、未展示作品が多数存在します。本展は展示作品のうち、約7割(85点予定)が初展示作品で構成されます。有名作家の知られざる珠玉の名品をこの機会にご覧ください。
3.写真をより深く味わうワークショップ・イベント
会期中、より一層深く写真作品の魅力を体感していただける写真美術館ならではのプログラムを用意しています。「植物青写真」ワークショップでは日光で写真を焼き付ける青写真(サイアノタイプ)の技法を体験できます。また、「こどものための鑑賞プログラム」は本展覧会をご覧いただきながらお子さまの好奇心と写真鑑賞への興味を育むプログラムです。
展示をより楽しむためのキーワード
対象物へのイメージは人それぞれに異なります。展覧会担当学芸員が考える5つの元素をひもとくキーワードを一部ご紹介します。
【木】神の依り代、成長、歴史の傍観者、心のよりどころ
【火】創造と破壊、灯り、温もり、祭り、生命力
【土】作物、豊穣、結末、境界、地表
【金】産業、武器、圧力、練金術
【水】潤い、生命の源、浄化、反射、別世界 など
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会期:2013.9/21 - 2013.11/17
時間:10:00~18:00
木・金は20:00まで(ただし、9月27日までの木・金は21:00まで)
入館は閉館の30分前まで
休館:月曜日
観覧料:一般 ¥500(400)/学生 ¥400(320)/中高生・65歳以上 ¥250(200)
*( )は20名以上団体
会場:東京都写真美術館
〒 153-0062 東京都 目黒区 三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
リンク:http://www.syabi.com/contents/exhibition/index-1931.html