展覧会「スピリチュアル・ワールド」
東京都写真美術館にて開催中の展覧会「スピリチュアル・ワールド」に、東川賞受賞作家 鈴木理策氏、石川直樹氏、奈良原一高氏が出品しております。
スピリチュアル・ワールド
以下リンクより
日本では古来、森羅万象に「八百万の神」が宿るとする信仰をもち、目に見えないものや日常を超えたものの存在を感じとる感性、神仏を畏れ敬う意識、生きている者と死者の関わり合いを大切にする死生観とともに人々は生きてきました。近代化の過程で失われていった非合理的なもののなかには、日常生活や現代社会の価値観にはない未来への手がかりが隠されているのかもしれません。精神性(スピリチュアリティ)の領域へ。不可視のもの、超越的なものにむかって、感性のチャンネルを開いていくこと。「スピリチュアル・ワールド」には人を浄化し、活性化する力が秘められているはずです。本展は30,000点を超える東京都写真美術館の豊富なコレクションのなかからセレクトした写真作品と映像作品・資料によって、日本の宗教文化や民間信仰と視覚表現の接点をさぐるとともに、スピリチュアルな世界観を背景に独自のヴィジョンを追求してきた写真家/美術家たちの作品表現を紹介します。
<アーティスト・トーク>
2014年6月27日(金) 18:00~19:30
現在展示中のシリーズ《湯船》を手がけた三好耕三によるアーティストトークを開催します。
このシリーズは作家が全国各地の温泉地、秘湯を2010-12年にかけて訪ね歩き、16x20インチの超大判フィルムで様々な形状の湯船や浴室の空間を撮影したものです。立ちこめる湯気や乳白色に濁った水面の奥底から、何か神秘的なものが立ち上がってくるような、暗示に満ちたイメージの面白さ、モノクロームの魅力あふれる本シリーズについて、撮影過程のお話を交えながらお伺いします。
出演:三好耕三(本展出品作家)
会場:1階アトリエ 定員:50名
対象:本展覧会チケットをお持ちの方
受付:当日10時より当館1階受付にて整理券を配布します。
開場時間:開催時間の15分前より 整理券番号順入場、自由席
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会期:2014年05月13日(火) - 2014年07月13日(日)
時間:10:00~18:00、木・金は20:00まで
休館:毎週月曜日
観覧料:一般¥500(400)/学生¥400(320)/中高生・65歳以上¥250(200)
*( )は20名以上団体
会場:東京都写真美術館
〒 153-0062 東京都 目黒区 三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
リンク:http://syabi.com/contents/exhibition/index-2240.html