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吉田和生さん 展覧会「拡張される網膜 #2」


フォトふれによる展覧会のお知らせです。

G/P+g3/ galleryにて、吉田和生さんの展覧会が開催中です。

拡張される網膜 #2

吉田和生さん 展覧会「拡張される網膜 #2」_b0187229_16224481.png














© 横田大輔 吉田和生


以下リンクより

このたび、MP1による「拡張される網膜 #2」を開催いたします。本展では、環境光を遮った暗闇の中で、互いを撮影するというコンセプトのもとに制作された映像と写真のインスタレーションを展示いたします。撮影行為(発光するストロボ)によって互いの存在を認識し、そこにイメージが生成されるプロセスを、二人の作家がそれぞれ異なるメディアと手法を通じて提示しています。

暗闇の中で明滅するストロボは、通常、ある限定された状況下で一定の視界を獲得するための補助的な手段とみなされている。そして、その不自然な光によって定着された写真は、およそ美的とは言いがたい不穏な気配のみをただひたすら漂わせる。だがある見方において、ストロボは目の前の対象がもつ繊細なテクスチュアのいっさいを剥ぎ取り、それを強制的に可視性のもとへとさらす一種の変換装置であるとも言えるだろう。それは、私たちの通常の視覚によってはアクセス不可能な、外界のミニマルな輪郭を抽出するものである。横田大輔と吉田和生は、完全に自然光を欠いた環境のもとで、この光の明滅による実験を行なった。それぞれの装置が映し出すのはあたり一面の暗闇であるが、互いの発するストロボの光によって、そこには断片的なイメージが不規則に現われては立ち消える。そこに映し出されるのは、私たちの可視性が網膜上に立ち現れる、光と闇の衝突の瞬間そのものである。
星野太(美学/表象文化論)

MP1は写真を主とした制作を行う1980年代生まれの作家によるプロジェクト。星野太(美学/表象文化論)が企画立案に参加。2011年横浜トリエンナーレ特別連携プログラムに参加以降、東京を中心に展示、出版などの活動を展開。



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会期:2014年08月08日(金) - 2014年08月30日(土)
時間:11:00~19:00
休廊:月曜日・日曜日・祝祭日
会場:G/P+g3/ gallery
   〒 135-0062 東京都 江東区 東雲2-9-13 TOLOT 2F
リンク:http://g3gallery.jp/archives/733

MP1:http://mp1.jp
by higashikawa_blog | 2014-08-17 16:26 | フォトフレンド
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