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東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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荒木経惟氏 展覧会「往生写集-愛ノ旅」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせです。

新潟市美術館にて、荒木経惟氏の展覧会が開催中です。


往生写集-愛ノ旅

荒木経惟氏 展覧会「往生写集-愛ノ旅」_b0187229_11471775.png




















©Nobuyoshi Araki


以下リンクより

「アラーキー」の名で知られる写真家・荒木経惟(あらき・のぶよし 1940-)。

自らの新婚旅行を撮影した初期の代表作『センチメンタルな旅』(1971)を「私の愛であり、写真家決心」だと宣言して以来、被写体への慈しみに満ちた写真を撮り続けています。

妻・陽子、愛猫・チロ、街と人々、女優、花、空・・・・ それらは、荒木のカメラを通して、赤裸々な姿や内に秘めた物語をさらけ出し、生の輝きと、時には表裏一体の死の気配をも、私たちに投げかけてきます。

荒木と新潟には、浅からぬ縁があります。

1987-88年に頻繁に新潟を訪れ、中心街・古町などを撮影。女優・大竹一重との「旅の情景」をまとめた写真集『冬恋』(1998年刊)でも新潟を舞台に選びました。2012年には「写真に対する強い信念と挑戦者魂にあふれた」生き様によって、第6回安吾賞を受賞しています。

本展のタイトル「往生写集(おうじょうしゃしゅう)」は、荒木の現在の心境を捉えたものです。

2000年以降、前立腺癌発症と摘出手術、妻亡き後唯一の家族であった愛猫・チロの死、東京都内で遭遇した東日本大震災の経験などを経て、荒木は、自らの「死=往生」を意識しはじめたといいます。しかし、その写真は「死」の闇や恐怖に支配されてはいません。話題の人物・現場を取材した『アラーキーのニッポン(仮)』(新潟日報ほかで連載中)をはじめ、本展に出品される新作には、時代の空気を呼吸しながら、日常の営みや身近な幸福をいとおしみ、肯定する荒木の姿勢の現在が示されています。

妻や愛猫との日々に始まり、虚実取りまぜた新潟への旅、そしてひろやかな人間愛に満ちた最新作に到るまで、荒木の尽きることない「愛ノ旅」をぜひご体験ください。


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会期:2014年08月09日(土) - 2014年10月05日(日)
時間:9:30~18:00
   観覧券の販売は17:30まで
休館:9月16日・24日・29日
観覧料:一般 ¥1,000(800)/大高生 ¥800
    *中学生以下無料
    *( )は前売および20名以上の団体料金。ただし、前売は一般のみ。
会場:新潟市美術館
   〒 951-8556 新潟県 新潟市 中央区西大畑町5191-9
リンク:http://www.ncam.jp/exhibition/1996/
by higashikawa_blog | 2014-09-11 11:49 | 受賞作家関連
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