鈴木理策氏 展覧会「意識の流れ」
東川賞受賞作家 展覧会のお知らせです。
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にて、鈴木理策氏の展覧会が開催されます。
意識の流れ

以下リンクより
鈴木理策(1963−)は、1980年代半ばより写真を媒体に創作活動をはじめました。1990年に初個展を開催、1998年には故郷の熊野をテーマに初の写真集『KUMANO』を上梓し、翌年出版した『PILES OF TIME』(共に光琳社出版)とともに、シークエンスの手法を用いたナラティブな構成が新しい写真表現と評価され、2000年に第25回木村伊兵衛写真賞を受賞します。その後も、写真というメディアの特性を深く掘り下げ、日本各地に残る古代信仰の場や、南仏サント・ヴィクトワール山、桜、雪、セザンヌのアトリエといった多様な対象にそれぞれ異なるアプローチで取組み、新たな作品を発表し続けています。
本展では、鈴木の新作及び未発表作を中心に、写真作品約80点と映像作品3点を展示、8×10インチフィルムを使用する大型カメラで撮影された精緻な写真群が、純粋に「見る」ことへと鑑賞者を誘います。タイトルの「意識の流れ」は、「見るという行為に身をゆだねると、取り留めのない記憶や、さまざまな意識が浮かんできて、やがてひとつのうねりの様な感情をもたらすことがある」という鈴木自身の経験に基づいてつけられたものです。目の前の写真と対峙し、そこに留められた多くのものを意識することで、鈴木が「見た」時間を追体験し、見ることのみずみずしさをあらためて知ることとなるでしょう。
<オープニング・トーク>
鈴木理策×加瀬亮
2015年2月1日(日)14:00-
鈴木理策と俳優、加瀬亮との対談です。親交のある二人が、本展覧会や鈴木の写真について語ります。
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会期:2015年2月1日(日)-5月31日(日)
時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
観覧料:一般950円(760円) 大学生650円(520円)
高校生以下または18歳未満・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料
*( )内は前売り及び20名以上の団体料金。
会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
〒763-0022香川県丸亀市浜町80-1
リンク:http://www.mimoca.org/ja/exhibitions/2015/02/01/1083/