宇井眞紀子氏 展覧会「眠る線路」
東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。
コニカミノルタプラザにて、宇井眞紀子氏の展覧会が開催中です。
眠る線路

以下リンクより
作者コメント
軍需産業をささえた鉄道、高度経済成長に貢献した鉄道・・・。
今は役割を終えて、首都東京の片隅で忘れさられようとしています。何の痕跡も残っていないように見える場所。しかしかつて確かに鉄道が存在したことは、土地に刻み込まれています。廃線跡に立った時、今はただ眠る線路に、その時代の「今」を生きた人びとのうごめきが感じられました。目の前の光景の背後にある幾層にも重なった人間の営み(歴史)に興味があります。
現在と歴史のなかの事実との関係を、廃線跡をたどる旅と往時を知る人の証言で記憶にとどめたいと思い、古い地図と新しい地図を照らし合わせては思いを馳せました。証言者を探すのにはとても難儀しましたが、22人のその言葉からは、鮮やかに当時の空気が蘇りました。
写真は1999年から2003年に撮影したものです。今はどうなっているのか、また訪ねてみたいと思いはじめています。
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会期:2016年5月24日(火)-6月3日(金)
時間:10:30~19:00
※ 最終日は15:00まで
※ 入館は閉館の15分前まで
会場:コニカミノルタプラザ
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル4F
リンク:http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2016may/gallery_c_160524.html#exhibit