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奈良原一高氏 展覧会「眺めの彼方 1970 - 2002」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

FUJIFILM SQUAREにて、奈良原一高氏の展覧会が開催されます。


眺めの彼方 1970 - 2002

奈良原一高氏 展覧会「眺めの彼方 1970 - 2002」_b0187229_1871486.jpg
















©Ikko Narahara


以下リンクより

FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)写真歴史博物館では、戦後日本を代表する写真家の一人、奈良原一高の作品展を開催いたします。

 奈良原一高は、美術家の靉嘔(あいおう)や池田満寿夫らと活動していた1956年、初の個展「人間の土地」を開催し、この写真展が大きな反響を呼んで、閉幕後、一躍、写真家と呼ばれる存在となりました。個人の視点から描き出す新しいフォト・ドキュメンタリーは、戦後日本の写真表現を切り拓き、奈良原はその旗手として活躍しました。1960年代から80年代には国内外を拠点に精力的に作品を発表し、1990年以降は次々に病に襲われながらも、それを題材に好奇心あふれる作品を生み出しました。

 本展のタイトル『消滅した時間』は1970年から74年にアメリカで撮影され、1975年に出版された写真集のタイトルに由来します。このシリーズは奈良原にとって、写真家として生きていく自分を発見した作品であり、スケールの大きい時空間の表現は彼の真骨頂と言えるでしょう。本展はこのシリーズを分岐点に1954年から74年までと1970年から2002年までの二つの時代に分けて、それぞれに〈消滅した時間〉を含む二部構成で展示します。第一部は『近くて遥かな旅 1954 - 1974』と題し〈無国籍地〉、〈人間の土地〉、〈王国〉などのフォト・ドキュメンタリーを、第二部は『眺めの彼方 1970 - 2002』と題し〈復活〉、〈インナー・フラワー〉などの実験的な作品を中心に、約半世紀におよんだ奈良原一高の多彩な代表作の数々をダイジェストで展観します。タイトルはともに奈良原自身の言葉によるもので、彼の写真家を自覚するまでの道のりと、尽きない好奇心を象徴しています。

 2002年の〈Double Vision - Paris 2000 - 2002〉を最近作として奈良原は病床についていますが、今もなお、彼の脳内では毛細血管が際限なく広がっていくように未来への思考が活発に巡らされているようです。奈良原一高の無限の宇宙は、今の時代にも新鮮な驚きを与えます。

また写真展併催イベントとして、本展キュレーター 大澤友貴(フォトクラシック)が奈良原作品と本展の見どころを解説するギャラリートークを開催いたします。

<トーク>
『眺めの彼方 1970 - 2002』
2016年9月10日(土)  14:00~ / 16:00~  各回ともに約30分の予定です。

******************************
会期:2016年8月1日(月) ~ 2016年9月30日(金)
時間:10:00~19:00(入館は18:50まで) 期間中無休
会場:FUJIFILM SQUARE
   〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番地3号
リンク:http://fujifilmsquare.jp/detail/16060104.html













by higashikawa_blog | 2016-07-11 18:09 | 受賞作家関連
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