森村泰昌氏 恵比寿映像祭出品のお知らせ。
東川賞受賞作家 森村泰昌氏が、第9回 恵比寿映像祭に出品いたします。
著名な美術作品の中の人物、ポップスターや女優など、様々な肖像に自ら扮した数多の作品で知られる森村にとって、美術における「オリジナリティの神話」に揺さぶりをかけたアンディ・ウォーホルは重要な参照点のひとつだ。「経済の自画像」シリーズは、作品で扱った人物の多くが、紙幣のデザインに用いられていることに気付き手掛けたもの。大量に複製される一方で、一つひとつに固有の番号がついている紙幣は、究極のマルチプルかもしれない。
第9回 開催概要
恵比寿映像祭は、年に一度、東京・恵比寿の地で、展示、上映、ライヴ・イヴェント、トーク・セッション等を複合的に行うことを通じて、映像分野における創造活動の活性化と、優れた映像表現やメディアの発展を、過去から現在、そして未来へといかに継承していくかという課題について、あらためて問い直し、対話を重ね、広く共有する場となることを目指す、ユニークなフェスティヴァルです。
東京都写真美術館リニューアル開館後の最初の開催となる第9回は、ふたたび東京都写真美術館全館を主会場として使うとともに、休館中に深めた地域とのつながりを加え、さらなる充実をはかります。
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平成29年2月10日(金)〜2月26日(日)[ 15日間・月曜休館 ]
10:00 〜 20:00 ※ただし最終日 2月26日(日)のみ 18:00まで
入場無料 ※ 定員制のプログラム(上映、ライヴ、レクチャーなど)は有料
会場:東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所 ほか