人気ブログランキング | 話題のタグを見る

東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

fotofes09.exblog.jp ブログトップ

鈴木のぞみさん 展覧会「Monologue of the Light」


フォトふれ 展覧会のお知らせ。

rin art associationにて、鈴木のぞみさんの展覧会が開催中です。


Monologue of the Light

鈴木のぞみさん 展覧会「Monologue of the Light」_b0187229_13543524.jpg
©Nozomi Suzuki

以下リンクより

鈴木のぞみは、日常の事物に潜む像の可視化を写真を通して試み続けている作家です。本展では、日常の事物の穴をピンホールに撮影した “Monologue of the Light” や、かつて窓越しに眺められていた風景を直接窓ガラス自体に定着した “Other Days, Other Eyes” などのシリーズを発表いたします。

“Monologue of the Light” は、身近な事物に既に開いている穴を探し、その穴を使用したピンホールカメラとして、感光材までの焦点距離に合わせた凸レンズを取り付け、他の光を遮光して撮影した写真作品です。日常では他の光に紛れて私たちが目にすることはありませんが、それらの穴によって結ばれている光の像は、独り言を囁くように確かに存在しています。また、事物の穴には、その機能や意匠から穿たれた穴や、その一部が欠落することで開いた穴など、穴が存在するまでに様々な経緯があり、穴から写し出された光景にその土地の文化や物語を垣間見ることもできます。穴から写された光景は事物のまなざしであり、私たち人間の主観や意図を超えた視点で捉えた日常が写し出されています。

“Other Days, Other Eyes” では、役目を終えた窓ガラスに、かつてその窓ガラス越しに眺められていた風景を直接定着しています。
イギリスのSF 作家ボブ・ショウの作品に描かれた発明品であるスロー・ガラスの様に、窓ガラスが過去の記憶や時間を蓄え、身体を与えられた写真へと変容して私たちの前に現前し、過去の光を遅れて届けます。
私たちのまわりに満ち溢れている光の潜像を感光材に定着してとどめ置くことで鈴木が提示する、事物のまなざしを追体験するような作品世界を、この機会にどうぞご覧ください。


**********************************

2017.4.1sat-6.4sun

Open 11:00-19:00 Closed on monday and tuesday

rin art association

 群馬県高崎市岩押町5-24マクロビル





by higashikawa_blog | 2017-04-08 13:56 | フォトフレンド
line

Higashikawa photo Award


by higashikawa_blog
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30