宇井眞紀子氏 イベント「アイヌ民族との出会い、そして全国に暮らす人々のもとへ」
東川賞受賞作家 イベントのお知らせ。
ベルブホールにて、宇井眞紀子氏のスライド&トークイベントが開催されます。「アイヌ民族との出会い、そして全国に暮らす人々のもとへ」
以下リンクより
アイヌ民族との出会い、そして全国に暮らす人々のもとへ
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日時:2017年4月29日(土)18:45~21:10(18:30開場)
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スライドショーとお話:
宇井眞紀子さん(写真家) https://www.makikoui.com/
お話(宇井眞紀子さんと対談):
上村英明さん(恵泉女学園大学教授) https://www.keisen.ac.jp/about/teacher/uemura-hideaki.html
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会場:ベルブホール(多摩市立永山公民館/ベルブ永山5F)
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参加費:500円
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写真家の宇井眞紀子さんは、私たちのすぐ隣に暮らしているアイヌの人たちを、長年にわたり取材してきました。もっとも、東京にアイヌの人たちが少なからず暮らしていることは、あまり知られていません。アイヌの人たちが近代の日本で経験してきた歴史や、彼らがいま、どのような日常を過ごしているのかとなれば、知らない人がもっと多いと思います。
アイヌのような先住民族は、近代国家や資本主義という、いま私たちが無自覚に前提としている世の中のあり方を根底から捉えなおすような、そんな歴史を生きてきた存在です。たとえば、環境問題が深刻になっている世の中にあって、自然から与えられたものを尊重して生きるアイヌの文化は、いっそう重要になってくるでしょう。
世界で排外主義や民族差別的な動きが高まっています。これは遠い世界の話ではありません。日本でも差別や排除が行なわれてきましたし、昨今のヘイトスピーチのように身近な他者を排除する動きにたいして、私たちはしっかりと向き合わねばなりません。
アイヌの人たちと長年にわたって接してきた宇井眞紀子さんのスライドショー、先住民族の問題を研究者として、また市民運動の立場からもその活動を支えてきた上村英明さん(恵泉女学園大学教授)との対談を通して、こうしたテーマについて一緒に考えてみましょう。
by higashikawa_blog
| 2017-04-15 17:52
| 受賞作家関連