荒木経惟氏 展覧会「愛の劇場」
東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。
CASE TOKYOにて、荒木経惟氏の展覧会が開催中です。
愛の劇場
〈愛の劇場〉と書いてあるキャビネ判の箱が出てきた。開けてみると150枚ほどのプリントが入っていた。65年頃のプリントだ。その頃オリンパスペンFでガチャガチャ撮って、わざと熱現像とかイイカゲンにフィルム現像してイイカゲンにプリントしてた、その頃の私と女と時代と場所が写っている、表現しちゃってる。あの頃から〈愛の劇場〉とか言ってたんだねえ。まーそれにしても、イイねえ、イイ写真だねえ、デジタルじゃこうはいかねえだろ。2010年12月 荒木経惟 (タカ・イシイギャラリープレスリリースより)
本作品は、荒木が電通勤務時代の65年前後に撮影したキャビネ判作品100点あまりによって構成され、2011年2月にタカ・イシイギャラリーでの展覧会で発表されました。CASE TOKYOのオープンを記念した本展では「愛の劇場」全作を収録した作品集の刊行と合わせ、オリジナルプリント全作品を展示します。