中村征夫氏 展覧会「美ら海きらめく」
東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。
11月19日(日)までフォトギャラリーブルーホールにて、中村征夫氏の展覧会が開催中です。
美ら海きらめく
渡航するのにパスポートが必要だった頃から、私は沖縄の海を撮り続けてきた。
かつて宝石の海と例えられた景色は、乱開発によってダメージを受けたが、
数十年の時を経て蘇りつつある。
たくましく生きるいきものたちの一瞬の輝き。
琉球の海、これからも。
中村征夫(なかむら・いくお)
水中写真家 1945年秋田県生まれ。20歳のときに潜水と水中写真を始める。現在、海を専門とする撮影プロダクション中村征夫オフィス、代表。国内外の海を精力的に取材し、数多くの話題作を発表。ライフワークの東京湾をはじめ、水俣湾、諫早湾など、人と海との関係や、「命」を基本姿勢に取り組む報道写真家でもある。講演会やテレビ、ラジオなど様々なメディアをとおして、海の魅力と環境問題を伝え続けている。第13回木村伊兵衛写真賞、第9回文化庁芸術作品賞、2007年度日本写真協会年度賞、第26回土門拳賞などを受賞。フォトギャラリーブルーホール