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オサム・ジェームス・中川氏 展覧会「Kai – 廻」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ

POETIC SCAPEにて、オサム・ジェームス・中川氏の展覧会が始まりました。


Kai – 廻

オサム・ジェームス・中川氏 展覧会「Kai – 廻」_b0187229_17171370.jpg
©オサム・ジェームス・中川


以下リンクより

POETIC SCAPEでは2018年11月17日(土)より12月29日(土)まで、オサム・ジェームス・中川 展「Kai – 廻」を開催いたします。また本展示はPGIにて開催されるオサム・ジェームス・中川 写真展「Eclipse : 触」と同時開催となります。

Kai:廻 : 1998 ~
一家族の間に生じる個と個の繋がりを可視化した作品です。

20年前、父親が癌を煩い、初めて家族の死と向き合わなければならなった頃、妻の妊娠がわかり、初めて家族の生と向き合うことになりました。
私のこれまでの人生にはない違った調子の変化に対し、よりどころのない自分は、「写真」を通して感情を落ち着かせ、自分を巡る生と死と向かい合うことにしました。
娘が育っていく様を観ていくうちに私は、自己、親、子を繋いでいるものは何か、その絆の意味を問うようになります。絶えず流れる時間の中、この世代の一めぐりを通して、時間とは廻り廻る環、始まりと終わりを同時に起こさせる環の廻りだと、分かってきました。その後、娘は思春期を迎え 、母のからだと心は日々におとろえ、亡くなった父のもとへと向かう母と、見送る私たち家族を繋ぎ合わせる思いで、再びカメラを向けました。

誰もが母の胎内から生まれ、やがて死ぬ。Kai:廻 は非常に個人的な写真ですが、
人は、それぞれの形で思い出を育んでいるということ。

その記憶には答えはなく、それぞれが育む個と個の繋がり。始まりもなく、終わりもない。この作品は、今、この瞬間も続いています。
—オサム・ジェームス・中川




<関連イベント>
▶オサム・ジェームス・中川|Eclipse:蝕
会場:PGI
会期:2018.10.31(水) - 12.22(土)
▶トーク:オサム・ジェームス・中川 × 竹内万里子
*PGI、POETIC SCAPEとの合同トークとして、PGIにて開催
日時:2018年 11月24日 (土) 15:00〜
会場:PGI|定員:30 名
参加費: 500 円(要予約/当日お支払い下さい)
詳細、お申し込みはPGIのウェブサイトをご覧ください。http://www.pgi.ac/


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会場:POETIC SCAPE
住所:東京都目黒区中目黒4-4-10 1F
会期:2018年11月17日(土)− 12月29日(土)
営業時間:木~土 13:00-19:00
日・月・火 休廊
協力:PGI


by higashikawa_blog | 2018-11-18 17:19 | 受賞作家関連
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