藤田雄也さん 写真展「沖島」
滋賀県近江八幡市にあり、今も300人ほどが暮らすという。
島外へは船以外の交通手段はない。
800年ほど前、戦いに敗れた武士が住み着いて以来、人が暮らしている。
しかし、なぜ今もこの場所で暮らすのか。
沖島には陸続きの場所には無い、風土、自然からの恵み、そして土地への思いがあった。
沖島へ撮影に通うにつれ、DNAの奥深くに刻まれた、水や土への感謝の気持ち、自然への畏怖の念が思い起こされていった。
私は、沖島に散りばめられた、人々の土地への思いへと意識を集中していった。
休廊日:5月15日(水)、16日(木)
開廊時間:13:00〜19:00