東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ
大川美術館にて開催中の展覧会「松本竣介 子どもの時間」に、本年度の新人作家賞受賞者 片山真理氏が出展しております。
松本竣介 子どもの時間
以下リンクより
1989(平成元)年4月に開館した大川美術館は、2019(平成31)年4月に開館30周年を迎えます。記念事業の一環として、本年度第一弾の企画展「松本竣介子どもの時間」展を開催します。画家は、《せみ》(1948年・個人蔵)など、次男莞のナイーヴな絵に触発されて、これを硬質で透明感のあるマチエールの画面に転写し作品としました。また同時に、《りんご》(1944年・個人蔵)など、子どもをモデルにした作品も数多く描いています。子どもが描いた絵、そしてモチーフとして子どもを描いた作品、さらに本展では、戦中に竣介が、疎開先の愛息・莞に宛てて書き送った書簡もあわせ展観します。松本竣介という画家が子どもの未来に託したあたたかな希望を鑑賞していただければ幸いです。本展は、当館の30周年事業として、これからの30年に向けて、次の時代をになう子どもたちの創作にも注目し、これからの桐生の地にふさわしい美術館の未来を考える契機にしたいとおもいます。会期中は、館内に「子どものアトリエ」を特設し、来館者に子どもたちの現在の創作をみていただきます。また、「特別出品」として、本展図録にエッセイを寄せていただいた現代のアーティスト奈良美智、片山真理の新作、近作を紹介します。松本竣介に魅せられた両アーティストの子どもに向けるまなざしの現在をご覧いただきます。
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会場:大川美術館展示室2(群馬県桐生市小曾根町3)
会期:平成31(2019)年4月16日(火)-6月16日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は開館、翌日火曜日休館)
※4月30日(火)は開館、5月7日(水)は振替休館日となります。
主催:公益財団法人大川美術館
後援:群馬県教育委員会、桐生市教育委員会、上毛新聞社、桐生タイムス社、共同通信社
入館料:一般1000円高大生600円小中生300円