渡部雄吉氏 展覧会「MOROCCO 迷宮への道」
キヤノンでは、写真文化の発展のため日本の優れた写真家が撮影した作品を1994年より収集しており、現在キヤノンフォトコレクションとして約1,900点の作品を収蔵しています。
その中から、戦後40数年間フォトジャーナリズムの一翼を担い続けてきた渡部雄吉氏の収蔵作品による写真展を開催いたします。
ドキュメントや人物写真など幅広い分野で戦後日本を追いかけた渡部氏が7度も訪れたモロッコ。他国では味わえないエキゾティシズムを感じながら、日干し煉瓦のカスバ、砂漠やモスク、迷路の街をモノクロでとらえた作品「MOROCCO 迷宮への道」より展示いたします。作品はキヤノンF-1、New F-1のフィルムカメラで撮影されています。妖しい魅力を持つ国モロッコ、迷宮を彷徨いながら一瞬のタイムスリップをお楽しみください。