立木義浩氏 写真展「afternoon in paris / 昼下がりのパリ」

日本を代表する写真家の一人として広告・雑誌・出版など幅広い分野で活躍し、女性写真の分野を中心に数多く著名人を撮影してきた立木義浩氏。ポートレート写真と並行して、立木氏はこれまで世界中でスナップ写真を撮り続け、いまも多くの作品を世に送り出しています。本展では、立木氏が近年パリで撮影した珠玉のスナップ写真(未発表作品を含む)約25点を展示します。ぜひご高覧ください。
* 入場無料
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1966年(昭41年)に初めてパリに行ってからおよそ半世紀が過ぎた。その間に色々な季節のパリを垣間見たが、そこで働いて生活した事が無いので何時もツーリストまがいのカメラマンである。パリの街を歩くと曲線の美しいアール・ヌーヴォーの建物に出会うが、年々新しい建築物も増殖していて驚く。クラシックな装いの内側に進取の気象に富んだ姿が見える。第二次大戦中パリはドイツ軍に占領されるが、抵抗運動をする市民が反乱を起こし、パリの街中で戦いが起き、ヒットラーはパリの司令官に「パリを破壊せよ」と命じたが、その男はパリを破壊した男として名が残ることを恐れて実行しなかった。その後パリは無傷で解放された。パリ市の紋章には船の絵と、漂えど、沈まずの文字が記されている。 ― 立木 義浩
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2020年8月26日(水)~9月19日(土)
OPEN: 15:00-21:00(水、木、金、土) ※日、月、火は休廊
※ 8月28日(金)は18時閉館
Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery 101-0031 東京都千代田区東神田1-2-11アガタ竹澤ビル405