東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ
KYOTOGRAPHIEのKG+ SELECT 10に、髙橋健太郎氏が出展しております。
A Red Hat
©髙橋健太郎
以下リンクより
- Statement -
髙橋健太郎は写真を通して、近現代日本と「表現の自由」の危機について考察する。本シリーズは1941年に治安維持法違反容疑で逮捕された経験を持つ二人の男性を撮影したものだ。彼らは当時20歳前後で、美術部に属しており、日常生活を題材にした絵を描いていたのだが、それが共産主義の啓蒙に繋がるとして犯罪の証拠とされた。二人は一年以上、旭川刑務所に収容され、この一件は後に「生活図画事件」と呼ばれている。
1989年、横浜生まれ。2012年、青山学院大学社会情報学部卒業と同時にフリーラ ンスとなり、スイスの写真家Andreas Seibertに写真を教わる。2014年、多摩川を題材にした作品『The Riverbed』が第9回RPS Grant受賞。2015年に戦後70年を迎えた広島をカラーフィルムで撮影した『HIROSHIMA 2015』が8月6日付 フランスの日刊紙Le Monde紙に特集され、同年10月にRPSギャラリーにて個展開催。2019年3月、世界報道写真財団によるJoop Swart Masterclassにノミネート。2020年3月に赤々舎より写真集『A Red Hat』を刊行。
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2020年9月18日(金)ー10月18日(日)
Closed:火・水(祭日除く)
元・淳風小学校 〒600-8357 京都市下京区大宮花屋町上柿本609-1