阪東美音さん 展覧会「メロウ」

この作品は私が学生の時に受けた嫌がらせやSNSを見ていて感じたことがイメージに影響しています。SNSに悪口など見たくないことが投稿されていても、見ておきたくなってしまいます。だから写真のような場所に行くとそういう環境から逃げられる気がしました。周りに合わせるのがしんどくなったからメイクを薄くしました。落ち着ける環境を写真の中から作っていこうとしたのが制作しはじめたきっかけです。
<元田敬三選評>
ポートフォリオレビューを通して多くの方々と直接出会う機会があり、みなさまの写真や現実に対する真剣な姿勢に驚かされました。阪東さんの作品の動機は自分自身の内面の諸問題でしょうか。内面は写真に写りませんから(前提として。たまに写る気がする)、内なる事を外界へ繋げ、他者を巻き込んでいく様はまさに写真のなせる技。写真は目の前にある現実しか写せませんから。この展示をきっかけに作家本人も見る側も発見の連続が始まるはずです。
2017年 大阪市立工芸高等学校 卒業。
2019年 ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。
(10月8日(木)・15日(木)は14:00まで/入館は終了10分前)


