船場アートサイトプロジェクト Vol.01
「船場アートサイトプロジェクト Vol.01」は、2025年に大阪・関西万博の開催を控え、国内外から注目を集める大阪、その中心地でもある船場エリアの、通称「中船場」に位置する「船場エクセルビル ※(旧)船場合同ビル」を舞台に、美術展覧会、関連カンファレンスなどを同時に行う複合的な現代美術のイベントです。
今回のイベントでは、大阪由来の企業人かつ現代美術コレクターであり、近年は国際芸術祭「あいち2022」組織委員会長としても知られる大林剛郎氏が、自身のコレクションから大阪ゆかりのアーティストを含む、日本を代表するアーティストの写真作品を選定した「“CONTRAST = Light and Shadow” 大林コレクションから日本の現代写真」、水運に支えられ諸外国との交易拠点としての歴史を有する大阪/アジアからグローバリゼーションや資本主義のあり方を再提示する、アウラ現代藝術振興財団の映像作品コレクション展「水の越境者(ゾーミ)たち -メコン地域の現代アート-」、大阪ゆかりのアーティスト等による作品展示に加え、7月16日、17日には関連カンファレンスも開催します。
開催地となる船場は、大阪の歴史的中心市街地で、北は土佐堀川、東は東横堀川、南は旧長堀川 (現在は長堀通)、西は旧西横堀川 (現在は阪神高速道路)に囲まれた南北2.1km、東西1.1kmの約230haの区域を指します。かつて船場の旦那衆と呼ばれる経営者達が住まい、文化芸術を支え育んでいた船場を、国内外に存在感を示すアートの発信拠点として再び躍進させたいと考えています。
また、「船場アートサイトプロジェクト」では、「Vol. 01」を皮切りに、万博開催と同時期の2025年、大阪での芸術祭開催を目指すイベント「スタディ:大阪・関西国際芸術祭」(2022年1月開催予定)や、産官学民が連携し大阪の国際芸術都市化を思考する「国際芸術都市大阪研究会」とも連携させながら、人が集い都市や社会が形成される過程のように、大阪におけるアートの可能性を集合知型で探求していきます。
****************************
会 期:2021年7月17日(土)~ 9月5日(日)※会期延長
時 間:11:00~20:00(コア期間)
※7月16日は11:00~18:00
※コア期間以降は以下の時間で開館いたします
(最終来場時間は各開館時間の30分前まで)。
金:16:00~19:00
土:13:00~19:00
日:13:00~19:00
祝日/振替休日(7月22日、7月23日、8月8日、8月9日):13:00~19:00
会 場:船場エクセルビル2~5階(〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町3丁目2-11)
料 金:入場料1000円(17日分については会場もしくはオンラインでのカンファレンス視聴も含む)/回、カンファレンス zoom参加料500円/回
※事前完全予約制(日時指定につき、ご来場時間にはご注意ください)