川内倫子氏 写真集『やまなみ』
〈やまなみ工房〉に門はない
自由に開けられる扉からは
いつも誰かの笑い声が聞こえてくる
いのちといのちが出会う時、
〈自分が自分であるだけでいい〉場所に立ち現れる
ある〈可能性〉の物語
写真家・川内倫子さんが
アールブリュットの才能が集う場所として注目を集める
滋賀県の障害者福祉事業所〈やまなみ工房〉に通いつづけ、
3年の歳月をかけて完成させた写真集です。
本書の舞台は〈やまなみ工房〉という障害者多機能型事業所です。
滋賀県甲賀市郊外の緑豊かな地区に数棟の作業棟が点在し、現在88人が通所して日々を過ごしています。
近年アートの才能が集う場所として注目を集めており、メンバーたちの作品は国内のみならず海外でも高い評価を受け美術館などアートシーンで紹介されることも多くなりました。
****************************
『やまなみ』
川内倫子/写真・文
A4変形判(285ミリ×210ミリ)104ページ
かがり上製背クロス巻ドイツ装
デザイン 須山悠里
翻 訳 マルティーナ・ディエゴ
校 正 猪熊良子
編 集 信陽堂編集室(丹治史彦+井上美佳)
印刷監理 浦有輝
印刷進行 石橋知樹
印 刷 アイワード+日光堂
製 本 博勝堂
ISBN978-4-910387-02-4 C0072
価格=5,500円(税込)
送料=250円