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森村泰昌氏 展覧会「ワタシの迷宮劇場」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ

京都市京セラ美術館開館にて、森村泰昌氏の展覧会が開催中です。


ワタシの迷宮劇場

森村泰昌氏 展覧会「ワタシの迷宮劇場」_b0187229_08312632.png


以下リンクより

現代美術におけるセルフポートレートの先駆者の一人が 秘蔵インスタント写真800枚以上を含む作品から35年超のキャリアを総括する大規模個展


京都市京セラ美術館の開館1周年記念展のひとつとして、日本を代表する現代美術家の一人、森村泰昌(1951年大阪生まれ)の個展を開催します。

1970年代に京都市立芸術大学で学んだ森村は、美術史における名画の登場人物や歴史上の人物、女優に扮するセルフポートレートを制作することで、ジェンダーや人種を含んだ個人のアイデンティティの多重性を視覚化し、個人史と歴史の交錯点を表現してきました。近年では、ジャパン・ソサエティ(2018年)、プーシキン美術館(2017年)、国立国際美術館(2016年)、アンディ・ウォーホル美術館(2013年)、アーティゾン美術館(2021年)での個展開催のほか、「横浜トリエンナーレ2014」でアーティスティックディレクターを務めるなど、国内外で活躍を続けています。

出品作品は、これまでほとんど発表されることのなかった、1985年から撮りためている秘蔵のインスタント写真約800枚に加え、1994年に森村が自作の小説を自ら朗読したCD《顔》の音源をもとに、展示室に特設の音響空間をしつらえ、無人朗読劇として再制作します。本展は、森村の京都における1998年以来の大規模な個展であり、35年余り継続されてきた私的世界の全貌を公開する初の試みとなります。

何者かになり変わることで自己を解体し、一個人における複数の顔を露呈する森村の表現は、スマートフォンの進化やSNSの普及によって身近になった「自撮り」と共通しながらも、決定的に異なる面を持っています。そこには、自己への透徹した眼差しと、一人の人間が複数の存在として生きていくことへの圧倒的な肯定を見ることができます。コロナ禍において、あらためて自身の制作の原点に立ち返ることでこれからを模索する、森村の現在を提示する展覧会となるでしょう。




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2022年3月12日(土)~6月5日(日)
10:00~18:00(最終入場は17:30まで)
休館:月曜日
ただし、3月21日(月・祝)および、5月2日(月)は開館
観覧料:一般 2,000(1,800)円
大学・専門学校生 1,600(1,400)円
高校生 1,200(1,000)円
小中学生 800(600)円
未就学児無料
※( )内は前売・20名以上の団体料金。
※当館公式オンラインチケットサイトe-tix からの購入で各当日料金から100円引き。
※京都市内に在住・通学の小中学生は無料。
※障害者手帳等をご提示の方は本人及び介護者1名無料。確認できるものをご持参ください。

京都市京セラ美術館

〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町 124





by higashikawa_blog | 2022-03-26 08:34 | 受賞作家関連
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