歴代受賞作家 今道子氏が、日本写真協会賞作家賞を受賞しました。
また、長島有里枝氏は、日本写真協会賞学芸賞を受賞されました。
以下リンクより
毎年6月1日「写真の日」には、「日本写真協会賞」の表彰をおこなっています。日本の写真界や、写真文化に顕著な貢献をした個人や団体に対して贈られます。当協会の正会員、並びに当協会が委嘱するノミネーター(有識者の方々)によって、受賞者として相応しい候補者を推薦していただき、その中から当該年度の日本写真協会賞選考会が各賞の受賞者を決定します。国際賞、功労賞、作家賞、学芸賞、新人賞の各賞を設けております。
作家賞 今 道子
新人賞 田川基成
国際賞 太田菜穂子 榮榮&映里
功労賞 土田ヒロミ 株式会社便利堂
学芸賞 甲斐義明 長島有里枝
作家賞:今 道子
神奈川県立近代美術館鎌倉別館で2021年に開催された「フィリア-今道子」展は、初期の代表作から近作を含む約100点を展示した。食材や日常的なものを素材に組み合わせ、オブジェとして制作した作品は、見る者に強烈なインパクトを与える。その創造性豊かで際立つ唯一無二の個性に対して。
学芸賞:長島有里枝
著書『「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトへ』は、1990年代の若い女性写真家に注目した論評に対峙し、作品を「第三波フェミニズム」の観点で捉え直した。同時に、写真評論の在り方及びこれまでの日本の女性写真家の位置付けに再考を促し、日本写真史に大きく貢献した功績に対して。