東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ
東京都写真美術館にて開催中の展覧会「メメント・モリと写真」に、荒木経惟氏、小島一郎氏の作品が展示されてます。
メメント・モリと写真
以下リンクより
TOPコレクション展は、東京都写真美術館の約36,000点におよぶ収蔵作品のなかから、珠玉の名品を紹介する展覧会です。
本展は「メメント・モリ」をテーマに、人々がどのように死と向き合いながらも、逞しく生きてきたかを約150点の写真作品から探り、困難を伴う時代を前向きに生き抜くための想像力を刺激します。ラテン語で「死を想え」を意味する「メメント・モリ」は、人々の日常がいつも死と隣りあわせであることを示す警句でした。この言葉は、ペストが大流行した14~17世紀の中世キリスト教世界において、骸骨と人間が踊る様子を描いた「死の舞踏」と呼ばれるイメージと結びつき、絵画や音楽など芸術作品の題材として広く伝播していきます。一方で、写真もまた、死を想起させるメディアであることが数多くの写真論の中で度々言及されてきました。
本展では、ウジェーヌ・アジェ、W. ユージン・スミス、ロバート・フランク、マリオ・ジャコメッリほか19世紀から現代を代表する写真群から「メメント・モリ」と「写真」の密接な関係性を再考します。
出品作家(予定)
ハンス・ホルバイン(子)
マリオ・ジャコメッリ
ロバート・キャパ
澤田教一
セバスチャン・サルガド
ウォーカー・エヴァンズ
W. ユージン・スミス
リー・フリードランダ-
ロバート・フランク
牛腸茂雄
ウィリアム・エグルストン
ダイアン・アーバス
荒木経惟
ウジェーヌ・アジェ
ヨゼフ・スデック
小島一郎
東松照明
藤原新也 ほか
出品作品点数(予定)
149点(写真作品124点、版画作品25点)
展示構成
序章|メメント・モリと「死の舞踏」
第1章|メメント・モリと写真
第2章|メメント・モリと孤独
第3章|メメント・モリと幸福
メメント・モリ[Memento mori] とは?
ラテン語で「死を想え」という意味を持つ「メメント・モリ」は、キリスト教世界において、人々の 日常がいつも死と隣り合わせであることを示す警句でした。この言葉は、ペストが大流行した中世期に描かれた、骸骨と人間が踊る様子を描いた「死の舞踏」と呼ばれるイメージと結びつき、広く使われるようになります。その背景には、伝染病、戦争、飢餓といった困難の多い時代を生きた人々が、身近にある死への恐れとともに、人間もやがては死すべき運命であることを自覚することによって、生きることに積極的な意味を見いだそうとした様子がうかがえます。
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- 開催期間:2022年6月17日(金)~9月25日(日)
- 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
- 料金:一般 700(560)円/学生 560(440)円/中高生・65歳以上 350(280)円 ※( )は当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引料金。各種割引の詳細はご利用案内をご参照ください。各種割引の併用はできません。 ※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)年間パスポートご提示者は無料。