野町和嘉氏 展覧会「時代を歩く」写真家 野町 和嘉 〜私流の写真〜
野町 和嘉(ドキュメンタリー写真家)
1946年高知県生まれ。杵島隆に師事した後、1971年にフリーの写真家となる。1972年のサハラ砂漠への旅をきっかけとして、ナイル川、エチオピアなど、アフリカを広く取材する。1980年代後半からは、過酷な風土を生き抜く人々の営みと信仰をテーマとして舞台を中近東、アジアに移し、長期の取材を続ける。2000年代以降は、アンデス、インド等を中心に取材。
『サハラ』『ナイル』など多くの写真集が国際共同出版される。東京、ローマ、ミラノ、台北ほかで『聖地巡礼』展を開催。
土門拳賞、芸術選奨文部大臣新人賞などを受賞。2009年紫綬褒章受章。前・日本写真家協会会長。