畠山直哉氏 展覧会「陸前高田2011-2023」
岩手県の陸前高田市に生まれ育った畠山直哉は、石灰石鉱山とセメント工場を撮影したシリーズ「LIME WORKS」、石灰石鉱山での発破の瞬間を捉えた「BLAST」等、一貫して都市と自然の関係を扱った作品を発表し、世界中から高い評価を得ています。
2011年、東日本大震災における津波で実家と肉親が失われたことを境に、畠山は陸前高田の風景を集中的に撮影し始め、それは復興に至るまで、そして現在も続きます。東京ビエンナーレ2023では、その写真群のコンタクトプリントを展示します。ネガフィルムを印画紙に密着させて作ったコンタクトプリントには、畠山がシャッターを切ったカットがそのままの順番で写っています。撮影行為の軌跡を目で追うと、何が見えてくるでしょう。
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2023年9月23日 - 11月5日
11:00–18:00 無休
観覧料:エトワール海渡リビング館共通チケット
一般 ¥2,500 学生 ¥1,500高校生以下無料
エトワール海渡リビング館
東京都千代田区東神田1-15-15