東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ
東京国立近代美術館にて開催中の展覧会「女性と抽象」に、杉浦邦恵氏と春木麻衣子氏が出展しております。
女性と抽象
©杉浦邦恵
以下リンクより
近年、海外では台北市立美術館「她的抽象(彼女の抽象)」展(2019年)、ポンピドゥセンター「Elles font l’abstraction(彼女たちは抽象芸術を作る)」(2021年)など、女性のアーティストによる抽象芸術をテーマにした展覧会が開催され、既存の美術史における「抽象芸術」の枠組み自体を問い直すとともに、個々の背景をもつ女性のアーティストによる抽象表現を再評価する試みが進んでいます。
本展は3つの章で構成し、戦後から現代まで、当館のコレクションから多様な抽象表現を紹介します。1章「女流画家協会」では、戦後まもなく女性たちの連帯によって結成された同会に参加したアーティストの抽象的な作品を取りあげます。2章「増殖する円」では、円のモティーフを増殖させることで空間を作り上げた作品に注目します。3章「抑制と解放」では、大胆な省略や要素の純化によって抽象的な表現へと至った作品を集めています。
本展が抽象芸術への新たな視点を得るきっかけとなれば幸いです。
****************************2023年9月20日(水)~12月3日(日)
10:00–17:00(金曜・土曜は10:00–20:00)
休館:月曜日(ただし10月9日は開館)、10月5日(木)、10月10日(火)観覧料:一般 500円 (400円) 大学生 250円 (200円)- ( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
東京国立近代美術館2Fギャラリー4
〒102-8322 千代田区北の丸公園3-1