松江泰治氏 展覧会「歩く、赴く、移動する 1923→2020 Eye to Eye—見ること」

展覧会のみどころ
- 1階では、「歩く/赴く/移動する」をキーワードにコレクションを紹介。鹿子木孟郎《震災スケッチ》など関東大震災の関連作品を起点に、藤牧義夫の傑作《隅田川両岸画巻》や、戦後のルポルタージュ絵画、当館での2020年の個展で発表されたオラファー・エリアソン《クリティカルゾーンの記憶(ドイツ-ポーランド-ロシア-中国-日本)no.1-6》に至るまで、約100年の時に跨る多彩な作品を展示します。
また今期新たに、オラファー・エリアソン《人間を超えたレゾネーター》、栗田宏一《PIECES OF THE EARTH》をコレクション展で初公開します。 - 周辺地域とのつながりから企画された「MOTサテライト」(2017-2020)を機に収蔵されたクサナギシンペイ(2017)、光島貴之(2019)、ワタリドリ計画(麻生知子、武内明子)(2020)などの新収蔵作品や、中野淳《[下町スケッチ]》(1974-78)を展示し、美術館がある清澄白河や木場という地域にも光をあてます。
- 3階では「見ること」に焦点をあてて、絵画から彫刻、写真、映像作品まで多岐にわたるコレクションを紹介。国内外の幅広い年代の作家による絵画作品や、1960年代に活躍した3人の女性彫刻家による作品をまとめて紹介します。松江泰治による写真作品を特集するほか、マヤ・ワタナベによる映像作品をコレクション展で初公開します。
10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
東京都現代美術館
〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)