今森光彦氏 展覧会「ジャン・アンリ・ファーブル生誕200年記念 今森光彦の地球昆虫紀行」
昆虫の驚異的な姿を芸術性豊かに捉えた写真集『昆虫4億年の旅』で、第28回土門拳賞を受賞した今森光彦氏。本展では今森氏の作品を通し、地球上に生息する昆虫の不思議な世界を紹介します。それは大自然に生きる小さな生命と出会う旅でもあります。
また、私たちに身近な里山*1に生きる昆虫や、その生息環境についても注目。里山の生態系に入り込み、撮影を行う今森氏の里山写真と、今森氏が取り組むSDGs*2、里山環境の再生活動について紹介します。
同時に、切り絵作家としても活躍する今森氏の、立体昆虫切り紙作品もあわせて展示。多角的に昆虫の魅力に迫ります。
子どもから大人まで楽しめる昆虫たちの作品をご覧いただき、昆虫の生きる自然環境に思いをはせていただけますと幸いです。
目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標15「陸の豊かさも守ろう」に掲げられた取り組みは、本展に通じるものです。昆虫や自然環境に関する写真を通じて、SDGsについて考えるきっかけになれば幸いです。
作品点数 : 1000×1500mm・600×900mm・400×600mm等、カラー、約100点(予定)
・フィルムによる作品
・展示作品は、描写性の高い富士フイルム製品「銀写真プリント」を使用
・立体昆虫切り紙作品、約5点(予定)
・本展の関連動画を上映
主催 : 富士フイルム株式会社
企画協力 : 有限会社オーレリアンガーデン、株式会社クレヴィス
後援 : NPO 日本アンリ・ファーブル会・公益財団法人 日本野鳥の会・大阪市教育委員会
監修 : 奥本大三郎(フランス文学者、作家、NPO 日本アンリ・ファーブル会理事長)
* 最終日は19:00まで
(入館は終了10分前)