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澤田知子氏 展覧会「LOVE ファッション─私を着がえるとき」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ

京都国立近代美術館にて開催される展覧会「LOVE ファッション─私を着がえるとき」に、澤田知子氏が出展いたします。


LOVE ファッション─私を着がえるとき

澤田知子氏 展覧会「LOVE ファッション─私を着がえるとき」_b0187229_13255642.jpg


以下リンクより

「着ること」の
面白さや奥深さを再認識する展覧会

私たちは長い歴史の中で、着ることを通じてさまざまな情熱を傾けてきました。たとえば豊かさや権力の象徴とされ、18世紀には絹織物の文様にも現れた毛皮は、現在では動物保護をうたう一方でその手触りを手放すことのない、相反する価値観を含んでいます。本展では、KCIが厳選した18世紀から現代までの衣服作品を通じて、「着ること」をめぐる人々の多様な願望である「LOVE」とそのありようについて見つめ直します。



着る人や創作する人の「LOVE」に溢れた
作品を多数展示

美しい花柄が広がる18世紀の宮廷服、いまにも動き出しそうな鳥たちがあしらわれた帽子、極端に細いウエストや膨れ上がった袖のドレス。歴史を振り返れば、過剰や奇抜と思える装いにこそ当時の人々の美意識が凝縮されています。現代のデザイナーも新たな形や意味を服に込め、私たちの日々の気分を切り替えるだけでなく、別の何かへと変身できるような感覚を与えます。デザインを極限までそぎ落としてミニマルな装いの記号へと還元するヘルムート・ラングや、ヴァージニア・ウルフの『オーランドー』に触発され、時代や性別を超えた衣装で私たちの固定概念を揺さぶる川久保玲(コム・デ・ギャルソン)、コロナ禍、二度にわたる延期を乗り越えて発表されたジャン=ポール・ゴルチエとサカイのコラボレーションによるオートクチュール作品など。着る側と作る側それぞれの熱い「LOVE」から生み出された装いの数々が登場します。



服を着る「私」の存在と
その認識を広げる現代アートを紹介

着るという行為は「私」という存在の輪郭にも働きかけます。本展では、さまざまな願望や葛藤を抱えながら現代を生きる多様な「私」のありようを、現在活躍するアーティストたちの作品を通して紹介します。身近な友人との日常を切り取り、ありのままに生きることを肯定するヴォルフガング・ティルマンスの写真、同世代の女性たちのインタビューを題材にその日常と内面を描き出す松川朋奈の絵画、背負う貝殻を変えるヤドカリの姿に人のアイデンティティを重ね合わせるAKI INOMATAの作品など、「私」をめぐる問いの現在形を探ります。



気鋭のデザイナーを起用した
会場デザイン+展覧会カタログ

これまで KCI×MoMAK のファッション展では、藤本壮介氏や元木大輔氏などの建築家による、展覧会コンセプトに相応しいユニークな展示空間を実現してきました。今回の展覧会ではカタログと会場のグラフィック・デザインに岡﨑真理子氏、会場デザインにGROUPを起用。若手の新鮮な感性によるビジュアル・会場デザインにもご注目ください。



出展アーティスト


ファッション(予定)
Alexander McQueen(アレクサンダー・マックイーン)、
Balenciaga(クリストバル・バレンシアガ、デムナ・ヴァザリア)、
Bottega Veneta(ダニエル・リー)、Chanel(ガブリエル・シャネル、カール・ラガーフェルド)、
Celine(フィービー・ファイロ)、Christian Dior(クリスチャン・ディオール、ジョン・ガリアーノ)、
Comme des Garçons(川久保玲)、Comme des Garçons Homme Plus(川久保玲)
Gaultier Paris by sacai、Givenchy(アレクサンダー・マックイーン)、
Gucci(トム・フォード)、Helmut Lang(ヘルムート・ラング)、
J. C. de Castelbajac(ジャン=シャルル・ド・カステルバジャック)、
Jil Sander(ラフ・シモンズ)、Junya Watanabe(渡辺淳弥)、
Kostas Murkudis(コスタス・ムルクディス)、Loewe(ジョナサン・アンダーソン)、
Louis Vuitton(マーク・ジェイコブス)、Mame Kurogouchi(黒河内真衣子)、
Maison Margiela(ジョン・ガリアーノ)、Nensi Dojaka(ネンシ・ドジョカ)、
Noir Kei Ninomiya(二宮啓)、Noritaka Tatehana(舘鼻則孝)、
Pierre Balmain(ピエール・バルマン)、Prada(ミウッチャ・プラダ)、
Ryunosukeokazaki(岡﨑龍之祐)、Somarta(廣川玉枝)、
Stella McCartney(ステラ・マッカートニー)、Thierry Mugler(ティエリー・ミュグレー)、
Tomo Koizumi(小泉智貴)、Viktor&Rolf(ヴィクター・ホスティン、ロルフ・スノラン)、
Madeleine Vionnet(マドレーヌ・ヴィオネ)、Yohji Yamamoto(山本耀司)、
Yoshio Kubo(久保嘉男)、Worth(ジャン=フィリップ・ウォルト)、ほか


アート(予定)
AKI INOMATA、ヴォルフガング・ティルマンス、小谷元彦、笠原恵実子、澤田知子、
シルヴィ・フルーリー、原田裕規、松川朋奈、横山奈美、ほか



*****************************
2024年9月13日(金)~11月24日(日)
午前10時~午後6時(金曜日は午後8時まで)※入館は閉館の30分前まで
休館:月曜日
京都国立近代美術館
〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26−1



by higashikawa_blog | 2024-09-08 13:54 | 受賞作家関連
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