石川直樹氏が、ヒマラヤ8000m峰全14座を制覇、最後のシシャパンマに登頂しました!
ヒマラヤ8000メートル峰全14座の登頂を目指していた写真家の石川直樹さん(47)が4日、14座目となるシシャパンマ(8027メートル)の登頂に成功した。石川さんは、世界でも数少ない14座登頂者の仲間入りを果たした。
石川さんは2001年、世界最高峰チョモランマ(エベレスト、8848メートル)で、自身初となる8000メートル峰の登頂に成功。2度目となるエベレストの登頂を果たした2011年以降、8000メートル峰での撮影登山に本格的に取り組んできた。2023年10月には、13座目となる世界第6位の高峰チョー・オユー(8201メートル)に登頂。下山後にはベースキャンプから移動し、さらにシシャパンマの登頂も目指して登山を続けていたが、先行する別の登山隊で雪崩による遭難死亡事故が発生したことから、石川さんも途中で登山を打ち切っていた。
昨秋に続いて訪れたシシャパンマでは9月下旬から登山を開始した。10月4日午後4時半頃、登山隊のメンバー全員で頂上に達し、5日夕に無事に下山したという。