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東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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展覧会「Life that unfolds」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ

ジャパン・ハウス サンパウロにて、川内倫子氏と潮田登久子氏による2人展が開催中です。


Life that unfolds

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下記リンクより

本展は、2013 年の初開催以来、日本の古都・京都を舞台に高い評価を得ている「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」協力により、ブラジルで初めて開催されます。

作品は、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2024」メインプログラムとして開催され好評を博した、日本を代表する二名の写真家、川内倫子氏(1972 年生まれ)と潮田登久子氏(1940 年生まれ)による対話的な写真展がベースとなっており、会場はそれぞれが家族とのひと時家庭の何気ない風景を捉えた 4 つのシリーズ作品で構成されています。



違う世代の二人とその作品


川内倫子 ‐ 1972

川内氏近年の写真家の中でも、自身の家族を私的かつ深い視点から映し出すことで知られています。被写体の内に潜む儚さ根源的な生命力繊細感性で浮かび上がらせる作風で、国内外から高い評価を得ており、2007 年にはブラジルのサンパウロ近代美術館でも作品が展示されました。


潮田登久子氏 - 1940

また、川内氏プログラムのパートナーとして選ばれた、潮田氏はこれまで多くの賞を受賞し 84 歳初となるラテンアメリカでの展示に臨みます。


川内氏は、「女性が社会で活躍することが難しかった時代から潮田氏が写真家として活躍してきたこと、そして目の前にある人生と真摯に向き合っていることを尊敬しています」と語っています。


ジャパン・ハウス サンパウロ企画局長ナターシャ・バルザギ・ジーネンは、「それぞれの独自の目線から、ありふれた瞬間、驚くような出来事、楽しいことを非常に注意深く、詩的に表現しています。来館者がそういった日常に寄り添い、世界の裏側で私たちと同じような日々を過ごす普通の日本人である彼女たちに対して、親近感を抱いてくれることを期待しています」と述べています。

日常の写真シリーズについて

川内氏のシリーズ「Cui Cui」は、兄の結婚式祖父の死甥の誕生など家族ライフサイクルに関する出来事を13年間にわたって撮り続けた記録です。シリーズのタイトルは、小鳥の鳴き声を表すフランス語、世界中聞くことのできるその鳴き声は、川内氏が写す、世界に存在する何気ない音を表すメタファーとなっています「as it is」は、川内氏が自身の出産から約3年かけて収めた娘の成長記録となっており、同シリーズの映像作品プロジェクションで併せてご鑑賞いただけます。

潮田氏の作品シリーズ「冷蔵庫/ICE BOX」では、22年にわたり、親戚や友人の家庭の冷蔵庫を定点観測として写真に収めることによって、当時の家庭生活と家族の繋がりユニークな視点で表しています。「マイハズバンド」では、1970年代小さな洋式アパート過ごした夫と娘との日々を記録しています



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会期 2024.11.19 ― 2024.04.13
火曜日~金曜日 10時~18時
土曜日/日曜日/祝日 10時~19時
入館料

無料

ジャパン・ハウス サンパウロ

サンパウロ市パウリスタ大通り52番地
Bela Vista – São Paulo/SP
Tel.: +55 11 3149-5187




by higashikawa_blog | 2024-12-14 12:42 | 受賞作家関連
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