佐藤 時啓氏 「アーツさいたま・きたまちフェスタVol.11」

アーツさいたま・きたまち実行委員会の皆様におかれましては、賑わいの創出と創造力の活性を促す地域発信型アートフェスティバルとして、 長きにわたり開催されてきましたことに心から敬意を表します。
今回は、“自販機そして時々自転車”という副題で、プラザノースやステラタウンを中心に現代アート作品を点在させ、過去に行った自転車 アート“ART-Chari”と、街に点在する自販機をモチーフにした“自販機アート”を組み合わせたこれまでにない新たなアートを展開するとい うことで、今まで参加したことのある方だけでなく、初めて参加する方にも楽しんでいただけるものと存じます。このイベントを通して、地域が 活性化し、新たな創造の種がまかれることを期待しております。
本市では、市民等が生き生きと心豊かに暮らせる「文化芸術都市さいたま」の創造に向けて、様々な取組を進めております。皆様方におか れましては、今後とも本市の文化芸術の振興にお力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。
結びに、今回のイベントの御成功と、関係者及び御来場の皆様の御健勝を祈念申し上げまして、挨拶とさせていただきます。
移動式のCamera Obscuraである。籠部分に乗客がのり、移動する事によりイメージが動画となって風景を映し出す。
もともと1997年に参加したバングラデシュビエンナーレで制作したリキシャカメラが原型になっている。私自身が面白がっている光がイメージになる仕組みを、幅広く体験してもらうため写真作品とともに制作を続けている。この赤は森の中で一番目立ち疾走感が持てるように赤に3%の黒を混ぜてフェラーリレッドにした。
1957年山形県酒田市生まれ。さいたま市在住。長時間露光により風景や物事の間に光を彫り込んでいくような写真作品の制作や、カメラの構造による公共的な場や空間,装置を各地に展開している。2000年代からは、ワンダリングカメラやバスカメラなど移動する事と組み合わせた乗り物としてのカメラを制作。リヤカーメラは2011年から展開しており、写真作品というスタティックなものを制作しながらダイナミックな光によるイメージの体験普及に力を注いでいる。
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2025年1月11日(土)~13日(祝月)
・1月11日(土) 15:00-20:00
・1月12日(日) 10:00-18:00
・1月13日(祝月) 10:00-18:00
※大宮北ハウジングステージは18:00まで
会場
プラザノース(メイン会場) ノースギャラリー5,6,7
ステラタウン2Fセンターコート
ステラタウン屋外大階段下スペース
大宮北ハウジングステージ・インフォメーションルームなど